関係団体であれば、立ち入り禁止場所でも立ち入りはいいの？

2009年8月12日

　武雄市報８月号の２８ページによかまち武雄をつくる人々のコーナーに、武雄三樹物語の記事が掲載されています。

　市内の３箇所の大楠の前で２５～２６名の方が記念撮影をされた写真が、一緒に掲載されています。

　武雄、塚崎の大楠はもとより、川古の大楠は国の天然記念物に指定されており、遊歩道の内側は大楠の根の保護のため、立ち入り禁止になっています。

　歴史ある大楠を愛する武雄三樹物語の方々が、立ち入り禁止の場所で写真撮影をされているのは、どう考えてもおかしいと思いますが。

　市報を見た人が、立ち入っても良いと解釈して立ち入られても、注意出来なくなると思いますがいかがでしょうか？

　また、この写真を掲載された広報課にも注意が不足していたと考えます。

回答

　ご意見をいただき、ありがとうございました。

　ご指摘のとおり、広報武雄８月号に掲載いたしました大楠の根元での集合写真につきましては、根の養生のため立入禁止とさせていただいているにもかかわらず、誤解を招くものであり、大楠を保護する立場にある市として、認識が不足していたことを深くお詫び申し上げます。

　武雄、塚崎、川古の大楠は、樹齢３千年といわれ、地域の皆様の保護活動に支えられながら今日に至っております。この貴重な武雄市民の財産を後世に残していくため、今後とも市をあげて保護、育成に全力を傾けていく所存でございます。

　今回のご指摘につきましては、広報武雄９月号において、お知らせをさせていただきたいと考えております。