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今年の米の減反政策について

2011年3月18日

 家は農業をやっていますが、今年は減反政策の為ほとんど米を作りません。

 ですが今年は先日に東北沖大地震がおこり東北地方の今後の稲作(他の作物)が出来るかどうかの不安があります。

 もし東北地方での農作が今年だけでも不可能となれば来年の今頃には米不足などの心配があります。

 そうなる前に被害のない地方で不足分をカバーできるように今年だけでも減反の見直しなどを武雄市が先頭となって政府に働きかけるよう希望します。

回答

 ご意見ありがとうございます。

 まずもって、震災に遭われた方々にお見舞いを申し上げますとともに、一刻も早い復興を切望いたしております。

 国から米の供給見通しが示されております。これによりますと、日本国内の米の需要量は、概ね810万トン程度といわれています。米の供給量は、平成22年6月末の民間在庫は189万トン、平成22年産米の生産量824万トンを加えた全体供給量は1,013万トンで、需要量に対して十分な供給量を確保しているとのことです。

 このほかに、政府による米の備蓄が92万トンあることから、国民に対する米の安定供給は十分確保されているとされています。

 また、平成23年3月17日の筒井農林水産副大臣の会見では、「来年度の生産数量目標に関しましては、生産数量目標の配分先で、生産ができない可能性が高くなっている地域があります。それらを、他の地域に県間調整みたいな形で回したり、等々によって、そんなに来年度の生産数量目標の設定を変更しなくても済むのではないかという見込みで、今、検討をしているところです。」との考えが示され、現在のところ減反総数量の見直しについては、行わないという見解です。

 今後は、国、県から連絡が入り次第、情報の提供をしたいと考えていますので、ご理解、ご協力の程よろしくお願いいたします。

担当部署:営業部農林商工課
担当者名:神宮
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