幹周り21.0m、樹高25.0m、枝張り東西27.0m、南北27.0mの大きさで、樹齢3000年といわれています。根部は地上に隆起していて、根と幹の区別がつきません。

 平成元年の環境庁の全国巨樹巨木林調査では、全国第三位にランクされました。本来は、幹彫の観音立像がありましたが、永年の風雨によって幹からはがれ落ちました。

 平成7年には川古大楠公園として整備され、クス本体も空洞進化の防除や根回りの土壌改良等を行い、避雷針も設置されました。また、からくり人形を上演する為朝館や水車小屋、観音立像を収めた堂宇なども整備されました。

川古のクス