皮浮立は、佐賀県西部の有明海沿岸地域を中心に広く分布する芸能です。皮浮立という名前のとおり「皮」すなわち大小の太鼓を主体とする芸であり、通常は笛3人、モリャーシ(締太鼓)3〜5人、鼓3人、大胴1人というように、10人前後で演奏します。また、「一声浮立」とも呼ばれるように、各種の太鼓が同時に打ち出す芸能でもあります。

 大日の皮浮立はリズミカルでテンポも速く、きびきびとした男性的な魅力があり、リード役が笛から大太鼓、大胴そして笛へと移動する特色をもち、変化の妙をみせます。さらに「皮浮立」の決め手である撥の切れにも出色の冴えがあり、県下の皮浮立の中でもひときわ目立っています。

 奉納は、大日社での夏祭り(7月28日)や潮見神社での秋の豊年感謝祭(彼岸のぼり)で毎年奉納されています。

大日の皮浮立

県・市指定芸能リーフレット
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