ありまのせんえきししゃいれいひ |
1基:武雄市重要文化財・歴史資料 |
有馬之戦役死者慰霊碑 |
指定年月日 |
平成10年4月3日 |
所在地 |
武雄町大字富岡 円応寺 |
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本碑は石製で、3段の基礎石の上に建っており、高さ2.58mで、幅1.20m、厚さ最大0.68mあります。有馬の戦役とは、寛永14年(1637)に勃発した島原の乱のことで、その鎮圧に武雄から2300余名が出征し、56名が戦死しています。碑面にはその建立の経緯と物頭木嶋形右衛門・岡部茂右衛門をはじめとする53人の戦死者の名が刻まれています。
島原の乱は、島原藩と唐津藩領天草のキリシタン3万余が天草四郎を首領として叛旗を翻したもので、鎮圧にあたった幕府軍は12万4千人を数えるといいます。この戦いでの死者は、幕府軍2千余名、反乱軍は全滅とされています。
本慰霊碑は、200年忌を記念して天保7年(1836)に建てられたもので、島原の乱の凄まじさを伝える貴重な歴史遺産です。
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