りしょうこばかまあと |
武雄市史跡・遺跡(窯跡) |
李祥古場窯跡 |
指定年月日 |
平成16年4月30日 |
所在地 |
武内町大字真手野 |
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標高303mの竹古場山の西麓に所在し、等高線に直行する形で北西斜面を南東に登る階段状連房式登窯です。胴木間と呼ばれる焚口から最上の窯尻までの全長52m、焼成室は推定21室あります。
製品は、陶器の小皿と碗がほとんどで、窯詰めで重ね焼きをほとんどしていないため、優品が焼かれたようです。鉄絵装飾や黒釉・蛇褐釉の碗などの茶陶もみられます。
17世紀初頭頃に操業していたと考えられ、窯体の保存状況もよく、武雄地域の窯業史を考える上で貴重な存在です。
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