○武雄市都市計画公聴会規則

平成18年3月1日

規則第154号

(趣旨)

第1条 この規則は、都市計画法(昭和43年法律第100号)第16条の規定に基づき、市長が開催する都市計画公聴会(以下「公聴会」という。)の運営等に関し必要な事項を定めるものとする。

(公聴会の開催)

第2条 市長は、市が定める都市計画の案(以下「都市計画案」という。)を作成しようとする場合において、必要があると認めるときは、公聴会を開催するものとする。

(開催の公告)

第3条 市長は、公聴会を開催しようとするときは、開催日の2週間前までに、日時、場所及び公聴会において意見を聴こうとする都市計画案の概要を公告するものとする。

(意見を述べようとする者の申出)

第4条 公聴会に出席して意見を述べようとする者は、公聴会の開催日の1週間前までに、意見の要旨及びその理由並びに住所、氏名、職業及び年齢を記載した書面を、市長に提出しなければならない。

(公述人の選定等)

第5条 公聴会においてその意見を述べることができる者(以下「公述人」という。)は、前条の規定により書面を提出した者のうちから市長が選定するものとする。

2 市長は、公聴会の運営を円滑にするため必要があると認めるときは、あらかじめ公述人が意見を述べる時間(以下「公述時間」という。)を制限することができる。

3 第1項の規定により公述人を選定したとき、及び前項の規定により公述時間を制限したときは、本人にその旨を通知するものとする。

(公聴会の議長)

第6条 公聴会の議長は、市職員のうちから市長が指名する。

(公述人の発言等)

第7条 公述人が発言しようとするときは、議長の許可を得なければならない。

2 公述人は、代理人に意見を述べさせ、又は文書で意見を提示することはできない。

3 公述人の発言は、都市計画案の範囲を超えてはならない。

4 議長は、公述人が前項の規定に違反して発言をしたとき、又は公述人に不穏当な言動があったときは、その発言を禁止し、又は退場を命ずることができる。

(関係行政機関等の職員の出席)

第8条 市長は、必要があると認めたときは、公聴会に関係行政機関等の職員の出席を求めて、都市計画案についてその意見を述べさせることができる。

(質疑)

第9条 議長は、公述人に対して質疑することができる。

2 公述人は、質疑することができない。

(傍聴人の入場制限)

第10条 議長は、公聴会の秩序を維持するため必要があると認めるときは、傍聴人の入場を制限することができる。

(公聴会の秩序維持)

第11条 公聴会の会場においては、何人も議長の指示に従わなければならない。

2 議長は、公聴会の秩序を維持するため必要があると認めるときは、その秩序を乱し、又は不穏当な言動をした者を退場させることができる。

(記録の作成)

第12条 市長は、公聴会の記録を作成し、保管するものとする。

2 前項の規定による記録には、次に掲げる事項を記録し、議長が署名捺印しなければならない。

(1) 都市計画案の概要

(2) 公聴会の日時及び場所

(3) 出席した公述人の氏名及び住所

(4) 公述人が述べた意見の要旨

(5) 前各号に掲げるもののほか、公聴会の経過に関する事項

この規則は、平成18年3月1日から施行する。

武雄市都市計画公聴会規則

平成18年3月1日 規則第154号

(平成18年3月1日施行)