平成19年度 武雄市図書館・歴史資料館ミニ企画展

新収蔵品展

 武雄市図書館・歴史資料館では展示資料の充実を図るため、武雄に関するもの、また蘭学に関わるものを中心に新たな資料の収集を進めています。今回はそうした資料の中から、平成18年度に購入した資料を展示します。この機会にぜひ御鑑賞下さい。
 下に、展示品の一部をご紹介します。

場所:蘭学館ミニ展示コーナー(観覧無料)
期日:平成19年6月22日(金)〜8月15日(水)


イラストレイテッド・ロンドンニュース
   
 

『イラストレイテッド・ロンドンニュース』

 1861年10月26日号(417・418頁)。
 イラストレイテッドロンドンニュースは1842年5月14日創刊の週刊誌である。
 本誌では、武雄のことが“TAKIWA”と数箇所に登場し、武雄の温泉、峠の図版が掲載されている。

 
   

   
 

『文政13年輸入皿鉢』

 1830年、イギリス製の染付皿。中国風の楼閣の絵柄が描かれたもので西洋の東洋趣味も伺う事ができる。日本でも江戸後期、出島を通じてイギリス製やオランダ製の絵皿が大量に輸入された。

 
   
文政13年輸入皿鉢

騎兵体歩兵体散兵大調練之図
   
 

『騎兵体歩兵体散兵大調練之図』

 慶応3(1867)年開板。全国に先駆けて西洋式砲術・兵術を取り入れていた武雄の調練の様子を想像させる資料。

 
   

   
 

『聴診器』

 聴診器は、1816年にフランス人によって発明され、日本には1848年に伝えられた。武雄でも早くから導入された西洋医学の普及を示す上で、欠かせない資料の1つである。

 
   
聴診器

VOC銅貨VOC銅貨
   
 

『VOC銅貨』

 オランダ東インド会社(VOC)銅貨。
 1741年〜92年に、オランダのユトレヒトで作られ、オランダ領東インドで流通したトウィト銅貨である。1754年製。

 
   


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