平成20年度 武雄市図書館・歴史資料館ミニ企画展 描かれた西洋 ナポレオンが1798年にイタリア遠征を行ってから1815年にセント・ヘレナ島に流されるまでの戦争を総括してナポレオン戦争と呼びます。これは、兵力動員、戦力などの軍事技術に大きな変革をもたらした戦争で、19世紀、日本が導入を図った近代的西洋軍事学が実践された始まりといえます。また、佐賀藩に大きな衝撃を与えたフェートン号事件の契機となった戦争でもありました。そのため、オランダ経由で持ち込まれて訳述されたナポレオンの伝記は、偉人研究から兵術研究へと広がる一方、幕末の志士達の精神的な糧ともなったのです。武雄に残る蘭書の中で、唯一の伝記もナポレオンのものです。 |
場所:蘭学館ミニ展示コーナー(観覧無料)
期日:平成20年8月22日(金)〜12月17日(水)
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