武雄鍋島家洋学関係資料 企画展


武雄植物図鑑




 武雄の蘭学導入を進めた武雄領主鍋島茂義は、植物の研究も熱心に行っていました。記録をひも解くと、茂義は国内外の植物を数多く育てていたことがわかります。領内に薬園を設け、温室も造り、四季を通じて花が絶えることはなかったといわれます。また、植物学に関する蘭書も残っているほか、茂義はシーボルトが日本の植物を調査する際に使用した書籍を入手しようとするなど、西洋的な視点から研究を行おうとしていたこともうかがえます。
 武雄市が誇る国重要文化財「武雄鍋島家洋学関係資料」には、植物に関する資料が含まれています。数百種の植物が描かれた「植物図絵」を中心に、蘭書や園芸書など、資料の中の植物を紹介します。

    会  期:令和5年4月22日(土)~5月21日(日) 期間中は無休
    開館時間:日曜日~木曜日は9時~17時、金・土曜日
         4月30日(日)~5月4日(木)は9時~18時
    ギャラリートーク:4月22日(土)、5月4日(木・祝)、14日(日)
         いずれも14:00~

チラシ

 ちらし (PDFファイル、別窓で開きます)


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