令和3年8月 被災された皆さまへ 令和3年8月 応援いただける皆さまへ

市長提案事項説明要旨


 私の提案事項に入ります前に、先ほど黙祷をいただきました、アルジェリアにおける人質事件について、武雄市民も犠牲になられました。ここに改めて、市民を代表いたしまして深く哀悼の意を表し、心よりご冥福をお祈り申し上げますとともに、御遺族にお悔やみ申し上げます。

 まず、武雄市図書館のリニューアルオープンについてであります。

 昨年11月からの武雄市図書館の改装工事が完了いたしました。4月1日には、新たにカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の運営の下、リニューアルオープンいたします。これまでの説明どおり、今回、特に市民の要望が多かった年中無休、365日、朝9時から夜9時までの開館を実現させます。その上で、スターバックスコーヒーやTSUTAYAの併設、さらに、ポイント制の導入やコンシェルジュの配置など、「図書館を超える図書館」としてのサービスを提供して参ります。市民福祉の維持向上、市民価値の最大化は私の使命と心得ております。これは、4年前の市民病院もしかり、今回の図書館もしかり、そのためには今後も前例や既成概念、既得権益にとらわれることなく、市政運営に当たりたいと考えております。なお、図書館におきましては、今日から事前入会を開始いたしております。4月のオープン以降は非常に混雑が予想されておりますので、是非武雄市議会の皆さん方を先頭に、今日からの事前入会をお願いしたいと思っております。その上で、スターバックスも1杯付けたいと思っておりますので、是非お越し願いたいと思います。そして、今日から市民ボランティアを急募いたします。今、図書館におきましては、段ボールを搬入し、そして、どんどん図書を所定の本棚に入れる作業をしております。なにぶん20万冊弱ありますので、3月9日に建築基準法に基づく検査、消防法に基づく消防検査等が入ります。それがありますので、是非登録の上、身分を証明できるものをお持ちの上、登録していただいた上で、是非慈善の市民ボランティアとして参加をお願いをしたいと思っております。これも議員の皆様方、先頭に是非、お願いをしたいと思っております。

 さて、次の「みんなのバス」本格運行開始であります。

 平成22年9月に実験運行を開始し、これまで北方、山内、若木、武内の4町で実施をしたところであります。市民の身近な交通手段として、昨年末までに延べ約35,000人、約35,000人の市民にご利用いただいたところであります。今回、実験運行の結果を踏まえ、地域交通の武雄モデルとして本格運行に移行いたします。私は、ただも良かったんですが、やっぱりただよりも、利用者の皆さん方から是非お金を取ってなるべく長く運用をして欲しいという要望に基づき、新たに200円の料金を頂くことになります。200円の料金を頂くこととなりますが、先ほど申しましたとおり、末永くご利用いただく身近な交通手段として、運営をしていきたいと思っております。

 次に、上下水道部への組織改編についてであります。

 これは、前議会の松尾陽輔議員、古川盛義氏両議員の質問への答弁どおり、事業の効率化、透明化のため、公共下水道、農業集落排水、戸別浄化槽の3事業会計を一元化いたします。さらには、将来の企業会計化についても、研究、検討を行いたいと思っております。そのためには、既に企業会計を導入している上水道との連携が必要となります。また、申込みや徴収、管理など、両事業の共通事務、共通業務や窓口を一本化することで、手続の簡素化など、市民サービスの向上に寄与してまいりたいと思います。そこで、従来、まちづくり部にあった下水道課を水道部に移管させます。上水と下水の業務を一元的に行う上下水道部とする組織改編を実施いたします。本議会では、これに必要な関連条例の改正案を提出させていただきます。ただし、実施時期については本年の8月1日付けとし、その間を市民の皆様方への周知、下水道課の移転準備のための期間として確保してまいりたいと思っております。

 次に、若木町本部地区のメガソーラ-稼働についてであります。

 昨年11月、若木町本部の本部ダム湖畔工場適地、約2.1ヘクタールで、株式会社九電工によるメガソーラー施設の整備工事が着工したところであります。これまでの間、牟田議員を中心とする若木町振興推進協議会並びに区長会の皆様方には、今でもご協力を賜っております。この場を借りて御礼を申し上げたいと思います。現地では約4,100枚のソーラーパネルを敷設、3月末には施設が完成、試運転、調整を経て、4月末には本格稼働を予定しております。武雄市初のメガソーラ-となる本施設では、約1メガワット、一般家庭約300件分に相当する電力を発電予定としています。杉の木約21,000本のCO2削減効果を見込んでおります。市内では既に株式会社中山鉄工所に、500キロワットの太陽光発電施設を稼働してもらっています。今後も、官民連携で、武雄市での再生可能エネルギー発電施設の整備、電力の地産地消を促進してまいりたいと思います。

 次に、FB良品であります。

 自治体通販として始まったFB良品。これは、一昨年の11月7日に武雄市が単独で始めたところ、現時点で、全国10自治体を数えることとなっております。今年でおそらく、20から30自治体、全国の自治体が加盟してくださることになります。アマゾン、楽天に続く通販の第三極を目指してまいります。その一方で、やはり地方の逸品をより多く提供するためには、様々なシステムの改変が必要であります。これは、武雄市の財政にお願いすることなく、FB良品の加盟自治体から頂いた貴重なお金で、システム開発であるとか、あるいは営業であるとか、あるいは広告等を打ってまいりたいと思っております。この狙いは武雄市のみならず、地域の所得の維持向上のために行うものであります。是非皆様方も、宣伝、そして、是非市民の皆さんたちが自分たちの周りに住む方々が丹精込めているものを買っていただくということが、市民福祉の維持向上につながっていくと思っておりますので、是非、そういった意味での、議員の皆様方のご協力をお願いしたいところであります。そして、日本のたった1億2千万人の市場はもう飽和状態であります。先般、シンガポールに参りましたけれども、ASEAN 6億人を基軸とする市場に果敢に参入をしてまいりたいと思っております。これは何も、諸外国のものを、武雄あるいは日本の地域で使用するのではなくて、私どもが本当に丹精込めて作った物を、アジアの皆様方、世界の皆様方に堪能していただく、それによって、また市民の所得の向上につながるものと考えておりますので、今年の10月を目処に、シンガポールに現地の事務所を置きたいと思っております。これについても、議会とよく相談しながら、慎重に進めてまいりたいと、このように考えております。

 次に、被災地支援であります。

 今、ご存じのとおり、武雄市では、古賀龍一郎、上田哲也両名を陸前高田市に出向させております。この2名体制は、来年度も続けてまいりたいと思っております。その一方で、私どもとしては、やはり同じ日本人として日本に住む者として、出来ることは最大限行いたいと思っております。これは単に官だけではなくて、私は婦人会に本当に感謝申し上げたいと思います。私たちが知らないところで、地域婦人連絡協議会は、本当によくやっていただいております。そういったいろんな志のある団体であるとか企業の皆さんとともに、被災地支援をまた行ってまいりたいと考えております。その中で、3月10日、これは議会にも杉原議長にもご配慮賜りましたけれども、小池被災地支援特別委員長と共に陸前高田市の式典に参列をしてまいります。そしてまた、小池前副議長とともに、被災地のニーズをきちんと汲み取って、また武雄市議会、市民の皆さん達によくお諮りをしたいと、このように考えております。テレビで見る限りでは、被災地の復興、まだまだ道遠し、また道険しであります。我々が微力でありながらも、やはり微力は無力ではないと思っております。我々微力を結集して、本当に日本の再興、東北の再興を共に目指してまいりたいと、このように考えておりますので、是非議会の皆さん達のご理解ご協力を賜ればありがたいと思っております。

 次に、国の経済対策への対応等についてであります。

 国では今般、日本経済再生に向けた緊急経済対策として、13.1兆円の補正予算が組まれております。今回、武雄市としては、国の経済対策に応じて、平成24年度補正予算で対応する事業費として13億4000万円を確保しております。具体的には、道路の安全点検、防災事業や農業の暗渠(きょ)排水の整備、学校施設の整備、改修などを行うこととしており、平成24年度補正予算分を加えた、平成25年度に実施する投資的事業費は46億9000万円となります。武雄市といたしましては、今後とも国の動きに即応し、交付金等を積極的に活用することで、市民負担をなるべく軽減し、そして増やさない方向で、市政の各種事業プロジェクトの推進を図っていく所存であります。

 最後になりますけれども、今、武雄市は明るい兆しが見えております。

 各種統計データでも、武雄短観であったりとか様々な統計データで、やっと明るさが出てきております。少し具体的に申し上げますと、行政視察、平成24年の見込みでは、200件、1500人の皆さん達が、全国からお越しになります。おそらくはこれ以上になると思いますけれども、本当にこれは議会の皆さん、市民の皆さん達のおかげであります。この方々が泊まることによって、市内に平日泊まることによって、様々にお金を落としていただく、これが、また、市民の所得の維持向上につながってまいります。これを具体的に今、オルレであったり、様々なイベントであったり、これを実際の所得につなげていきたいと思っていますので、是非、今回の一般質問でも、そういった後ろ向きな話ではなくて前向きな話を是非提言としてお願いしたいと、このように考えております。

 おかげさまをもちまして、浅学非才の私が、去年からそうなんですけれども、例えばAERA、あるいは日本経済新聞社から、日本を建て直す100人に選ばれて、先日は、フランスのフリーペーパー、非常に日本人社会に影響を持つフリーペーパーで、日本の50人に選ばれたところであります。これは、私だけではどうにもなりません。今まで7年間、議会の皆さん達から支えていただき、そして市民の皆さん達から温かいご支援を頂いた結果であります。こういった結果を、今度は成果にきちんと結びつけていくように、また、議会の皆様方のご指導・ご鞭撻をお願い申し上げますとともに、今年が2期目の最後の年になります。そういった中で、今まで、私は、遠慮しておりました。既得権益とかいろいろあるわけです。ですが、そういったことを市民に、原点にまた立ち戻って、市民福祉の維持向上、そして市民価値を増進すべく、皆様方からのご支援を頂きながら、そして、批判もあっていいと思います。頂きながら、多聞第一で市政運営を務めていくことを最後にお約束申し上げまして、私の平成25年3月の市長提案とさせていただきます。

 ご清聴ありがとうございます。

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