令和3年8月 被災された皆さまへ 令和3年8月 応援いただける皆さまへ

市長提案事項説明要旨

おはようございます。


私より提案事項の説明を述べさせていただきます。


本年度の重点政策として、「雇用」、「福祉」、「子育て」をあげておりまして、まず雇用についてであります。


「武雄市まち・ひと・しごと創生総合戦略」で掲げるように、雇用創出と市民所得の向上は重要なテーマであり、地域経済の活性化を通じて福祉、子育ての充実を図る上でも雇用の創出は最重要課題であります。

昨日発表されました、本年4月の有効求人倍率では、佐賀県の有効求人倍率は1.22倍と、高い水準となっておりますが、求職者数も依然多く、また、正社員の有効求人倍率については県内で0.71倍となっていることからも、求人と求職のミスマッチの解消や、正社員の雇用拡大等は引き続き大きな課題であると認識しております。


市内工業団地の完売に伴い、更なる雇用の確保のために、新たな工業団地を造成いたします。県との共同事業で、東川登町の袴野地区に約10ヘクタールの工業団地を造成し、平成32年の分譲開始を目指します。

また、5月11日、新規就農希望者を就農までサポートする「トレーニングファーム」の入校式が行われ、1組が入校されました。朝日町黒尾地区の農地に3棟のきゅうりハウスが建設され、2年をかけて、きゅうりの栽培技術や農業経営に関する研修などが行われます。今後も、将来農業の担い手となる意欲ある新規就農者の確保・育成を図ってまいります。

本年4月に営業部商工課に新設した「雇用創出係」を中心に、精力的に企業や農業経営者、商工業者等に出向いて雇用者側のニーズを聞き取り、求職者側のニーズとマッチングさせるとともに、女性・高齢者・障がい者等の雇用拡大も含め、市民の雇用確保・雇用創出につなげてまいります。


■次に福祉の充実についてであります。



高齢者が可能な限り自分が望む場所で幸せに最後まで暮らせるよう「地域包括ケアシステム」を構築することが不可欠であります。

そこでは、住民の皆さん一人一人を中心に考えて、地域力やつながりを大事に活かして、そして専門家も連携して、その人の治療やケアを考えていくという発想が大事であると考えます。地域と、地域住民一人一人が主役であり、支え支えられる存在であると考えます。

本市では、「地域包括ケアシステム」の構築に向けて、昨年度、市全体の協議体と生活支援コーディネーターを設置いたしました。今年度は、町単位の協議体とコーディネーターの設置に向けて、2町をモデル地区に選定し、先行して取り組んでまいります。

また、2025年には65歳以上の高齢者の5人に1人が認知症になると言われております。人数で見ると、2012年には462万人だったのが、2025年には730万人と、1.5倍以上になると見込まれており、認知症対策を早急に強化する必要があると認識しております。


認知症対策の第一歩は、やはり認知症について正しく知ることであると考えております。現在、本市では武雄青陵中学校を含む市内すべての中学2年生を対象に認知症サポーター養成講座を実施しております。さらに、市民全体に対して認知症についてきちんと知ってもらう機会を提供するために、今年度、認知症と介護をテーマとした啓発イベントを開催したいと考えております。


■次に子育て・教育についてであります。



市内の子育て支援ニーズ調査によると、病気等で保育サービスを利用できなかったという方が82%、さらには母親が仕事を休まざるを得なかったという方が58%という調査結果が出ており、病児・病後児保育施設は子育てと就労を両立させるためになくてはならないものであると考えております。

私自身の公約の1つでもあったこの病児・病後児保育施設について、5月23日、社会福祉法人正和福祉会様と「武雄市病児・病後児保育事業実施に関する協定書」を締結することができました。関係者の皆様には心より感謝を申し上げます。

今年度、武雄こども園敷地内に施設整備され、来年4月より病児・病後児保育事業を開始する運びとなります。

また、本年10月には、武雄市図書館・歴史資料館の西側に「こども図書館」がオープンする予定です。今後も安心して楽しく子育てできる環境づくりをさらに進めてまいります。


■安全安心なまちづくりについてであります。



今年度の重点政策である「雇用」、「福祉」、「子育て」、この3本柱に加えて、市民の皆様が安心して暮らせるまちを作るというのは私の大きな責任であります。


昨年4月に熊本地震が起き、私自身、様々な教訓を得たところであります。例えば、現場では情報が錯綜し、スピードが大事なのにもかかわらず、どこにどういった支援が必要なのか分かりにくい状況だったと感じたところであります。

そこで、ICTを活用して、行政と市民が災害情報を双方向に、より速く正確に集約・発信・共有できる防災システムを構築し、行政と地域の住民同士がより連携して災害対応を行えるネットワーク作りを進めていきたいと考えております。

加えて、各町の見守りを強化するという目的で、防災カメラを全町に設置し、より一層安全安心なまちを目指します。


■交流人口の増加についてであります。



4月30日、温泉通りにて、楼門朝市10周年を記念した「楼門朝市大感謝祭」を開催いたしました。マグロの解体ショーやふるまい、佐賀牛・若楠ポークの特売会などを行い、過去最高の2,800人の方々が来場され、盛況のうちに終了しました。今後も、宿泊者数の増加に向けた取組みを推進してまいります。

また、今後、外国人観光客向けに、農業体験、伝統芸能体験、三夜待体験などの観光メニューを拡充し、アクティビティ観光を進めることにより、外国人観光客の更なる誘客を目指します。


今後もさらに一層、市民の福祉向上に努めてまいりたいと考えておりますので、議員各位の御理解・御協力を切にお願い申し上げ、私の提案事項説明とさせていただきます。


本議会もどうぞよろしくお願いいたします。

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