○武雄市立小中学校出席停止の命令に関する要綱

平成18年3月1日

教育委員会告示第1号

(趣旨)

第1条 この告示は、武雄市立小中学校の管理に関する規則(平成18年教育委員会規則第12号。以下「規則」という。)第28条第6項の規定に基づき、出席停止の命令に関し必要な事項を定めるものとする。

(校長からの意見具申)

第2条 規則第28条第2項の規定による報告は、当該児童生徒が在籍する学校の校長が、次に掲げる事項を記載した意見書を武雄市教育委員会(以下「教育委員会」という。)に提出して行わなければならない。

(1) 当該児童生徒の氏名、生年月日及び住所

(2) 当該児童生徒の在籍する学年及び学級

(3) 当該児童生徒の保護者の氏名及び住所

(4) 出席停止の原因となる事実及び指導の状況

(5) 当該児童生徒の行為により被害を受けた児童生徒又はその保護者から事情聴取した場合には、その聴取した内容

(6) 当該児童生徒の指導に関与した職員の意見を求めた場合には、その意見の内容

(7) 出席停止の命令を要すると判断する理由

(8) 出席停止を命ずる期間に関する意見

(9) 出席停止期間中の指導方針

(10) 前各号に掲げるもののほか、必要と認める事項

(保護者からの意見聴取)

第3条 規則第28条第3項の規定による保護者の意見聴取は、教育長の指名により、事務局の職員又は当該児童生徒が在籍する学校の校長が行うものとする。

2 意見聴取は、緊急の場合等を除き、意見聴取を行う者が保護者と面接して行わなければならない。

(当該児童生徒からの意見聴取)

第4条 教育委員会は、出席停止を命じようとするときは、当該児童生徒から意見を聴取する機会の確保に配慮するものとする。

(被害者である児童生徒及び保護者への対応)

第5条 教育委員会は、出席停止を命じようとする場合において、必要と認めるときは、出席停止に係る児童生徒の行為により被害を受けた児童生徒又はその保護者から事情を聴取することができる。

2 教育委員会は、出席停止を命じようとするときは、当該児童生徒の指導に関与した関係機関の職員の意見を求めることができる。

(出席停止の期間の設定の在り方)

第6条 出席停止を命ずる期間は、できる限り短い期間としなければならない。

(出席停止の解除)

第7条 教育委員会は、規則第28条第4項の規定による報告を受けて、出席停止を命じた期間中に当該児童生徒の状況により出席停止を命ずる理由がなくなったと認めるときは、出席停止の命令を解除することができる。

(学校復帰後の指導)

第8条 出席停止の期間終了後、学校は、保護者や関係機関との連携を強めるなど、適切な指導を継続していかなければならない。

この告示は、平成18年3月1日から施行する。

(令和2年教委告示第10号)

この告示は、令和2年10月22日から施行する。

武雄市立小中学校出席停止の命令に関する要綱

平成18年3月1日 教育委員会告示第1号

(令和2年10月22日施行)