○武雄市公用車の貸出しに関する規則

平成18年10月31日

規則第205号

(趣旨)

第1条 この規則は、市民団体等の公益活動を支援するため、武雄市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例(平成18年条例第60号)第7条の規定に基づき市が所有する自動車(以下「公用車」という。)の貸出しに関し、必要な事項を定めるものとする。

(貸出車両)

第2条 貸出しすることができる公用車(以下「貸出公用車」という。)は、市長が指定した公用車とする。ただし、市の公務使用に支障があるときは、使用を許可しないものとする。

(対象者)

第3条 貸出公用車を使用することができるものは、自主的な公益活動(営利、宗教、政治活動及び選挙運動等を目的とする活動を除く。)を行う市内の団体とする。

(使用用途)

第4条 貸出公用車の貸出しは、次に掲げる場合に行うものとする。

(1) 市内の道路、河川、公園、学校その他公共施設等の美化及び清掃活動の用に供するとき。

(2) 市及び社会福祉協議会等で貸し出す物品等の運搬の用に供するとき。

(3) 公的な行事に市の代表として参加する活動の用に供するとき。

(4) その他市長が特に必要と認めた活動の用に供するとき。

(使用地域)

第5条 貸出公用車の使用地域は、市内とする。ただし、市長が特に必要と認めたときは、この限りでない。

(貸出日時)

第6条 貸出公用車は、次に掲げる日(12月29日から翌年1月3日までの日は除く。)の午前8時30分から午後5時まで貸し出すものとする。ただし、市長が特に必要と認めたときは、この限りでない。

(1) 土曜日及び日曜日

(2) 国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第128号)に規定する休日

(使用申請)

第7条 申請を受け付ける窓口は、総務部資産活用課とする。

2 貸出公用車を使用しようとする団体の代表者(以下「申請者」という。)は、貸出しを受けようとする日の7日前までに、武雄市貸出公用車使用許可申請書兼誓約書(様式第1号。以下「申請書」という。)に貸出公用車を運転する者(以下「運転者」という。)の免許証の写しを添えて市長に提出するものとする。

(特別の設備等)

第8条 申請者は、貸出公用車に特別の設備をし、又は既存の設備を変更するときは、あらかじめ市長の許可を受けるものとする。

(使用の許可)

第9条 市長は、第7条第2項の申請書が提出されたときは、その内容を審査し、適当と認めたときは、武雄市貸出公用車使用許可書(様式第2号)を申請者に交付する。この場合において、管理上必要な条件を付すことができるものとする。

(使用の取消し等)

第10条 市長は、前条の規定により許可を受けた申請者(以下「許可者」という。)に対し、次の各号のいずれかに該当するときは、貸出公用車の使用を取り消し、又はその返還を命ずることができる。

(1) 災害等により緊急で、かつ、やむを得ない事由により、貸出公用車を公用又は公共用に供する必要が生じたとき。

(2) 運行上その他の事情で貸出公用車に支障が生じたとき。

(3) 申請書に虚偽の記載があったとき。

(4) 規則又は使用の許可の際に付した条件に違反したとき。

(5) その他、使用することが適当でないと認める行為をしたとき。

(転貸等の禁止)

第11条 許可者は、貸出公用車を転貸し、又は借り受けた目的以外に使用してはならない。

(貸出し及び返還)

第12条 貸出公用車は、原則として定められた保管場所から貸出しを行い、返還させるものとする。

2 許可者又は運転者(以下「使用者」という。)は、貸出公用車の使用を終えたときは、使用した相当分の燃料を補給した上で、貸出公用車に備え付けてある運転日誌への記載及び清掃を行い、市長の検査を受けるものとする。

3 貸出公用車を2日以上にわたり使用する場合は、使用日ごとに、貸出公用車を所定の場所に返還するものとする。ただし、市長が特に必要と認めたときは、この限りでない。

(交通事故の処置)

第13条 貸出公用車の運転者及び同乗者は、交通事故が発生したときは、法令上の処置を取るとともに、直ちに次の各号に定める順位により事故処理をするものとする。

(1) 負傷者の救急処置及び救急車の要請

(2) 道路上の障害物の除去及び二次的事故の防止

(3) 所轄の警察署への通報

(4) 目撃者の確保及び現場状況の記録

(5) 事故の相手方の連絡先等の確認

(6) 市長への事故状況の報告

(事故等の届出)

第14条 前条第6号に規定する報告は、貸出公用車事故届出書(様式第3号)により、使用者が市長に届け出るものとする。

2 使用者は、当該事故に関し、市が契約している保険加入先が必要とする書類及び証拠となるものを遅延なく提出するものとする。

3 使用者は、貸出公用車をき損し、又は亡失したときは、遅滞なく、貸出公用車き損等届出書(様式第4号)により市長に届け出るものとする。

(損害賠償)

第15条 使用者が交通事故等により第三者に損害を与えたときは、被害者に対する道義的責任を果たすと共に、自賠責保険及び任意保険の約款等に基づき、市及び保険加入先と処理方針等について協議し、事故を早期かつ円滑に解決しなければならない。

2 交通事故等により市が損害賠償責任を負った場合は、使用者は、次の各号に掲げる部分について市に対し損害賠償を行うものとする。

(1) 市が加入している自動車保険で補てんされる部分以外の部分

(2) 市の責めに帰すべき事由により生じた損害賠償に関する部分以外の部分

3 市が、使用者に代わり使用者の負担すべき損害額を支払ったときは、使用者は、直ちに、その支払額を市に弁済するものとする。

4 交通事故以外で貸出公用車をき損し、又は亡失したときは、使用者の責任において現状に復し、又は市に対し損害賠償を行うものとする。

(その他)

第16条 この規則に定めるもののほか、必要な事項は、市長が別に定める。

この規則は、平成18年11月1日から施行する。

(平成19年規則第25号)

1 この規則は、平成19年10月1日から施行する。

2 改正後の武雄市公用車の貸出しに関する規則第12条の規定は、平成19年10月1日以降の貸出しから適用し、同日前の貸出しについてはなお従前の例による。

(平成21年規則第7号)

この規則は、平成21年4月1日から施行する。

(平成27年規則第27号)

この規則は、平成27年8月1日から施行する。

(平成29年規則第3号)

この規則は、平成29年4月1日から施行する。

(平成30年規則第19号)

この規則は、平成30年5月7日から施行する。

(平成31年規則第6号)

この規則は、平成31年4月1日から施行する。

(令和3年規則第8号)

この規則は、令和3年4月1日から施行する。

(令和3年規則第14号)

(施行期日)

1 この規則は、令和3年4月1日から施行する。

(経過措置)

2 この規則の施行の際現にあるこの規則による改正前の様式による用紙は、当分の間、これを取り繕って使用することができる。

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武雄市公用車の貸出しに関する規則

平成18年10月31日 規則第205号

(令和3年4月1日施行)