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こども歴史コーナー展示「「佐賀人」が描いた鹿児島」開催中

お知らせ 2024年08月24日

こども歴史コーナーの展示替えをしました。

 「「佐賀人」が描いた鹿児島」と題して、武雄市が所蔵する資料の中から、「薩州鹿児島見取絵図」をパネル展示でご紹介しています。

 この絵図は、安政4(1857)年、佐賀藩士の千住大之助らが鹿児島へ行った時に各地を見学し、その様子を描いたものです。薩摩藩主・島津斉彬がすすめた「集成館事業」に関わるさまざまな工場や桜島などが描かれています。

 当時の鹿児島の様子を知ることができる貴重な資料をぜひご覧ください。

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「薩州鹿児島見取絵図」より「〔磯別邸の図・華倉村銅吹試方図〕」《集成館部分》

磯別邸の図、華倉村銅吹試方図_1 (3).jpg大砲をつくるために必要な鉄を溶かす反射炉や大砲の砲身に穴をあける鑽開台、薩摩切子をつくるガラス工場などが描かれています。

 

 

 

「薩州鹿児島見取絵図」より「鹿児島見取絵図」

鹿児島見取絵図 (2).jpg佐賀藩士が、見学した集成館や砲台などの位置関係を示すために描いたものです。

画面上部には桜島、左側には集成館と仙巌園、中央あたりには島津氏の居城・鹿児島城が描かれています。