No. 41-7

日本と満州を繋いだ文化交流の拠点 如蘭塾

#特別編

佐賀女子短期大学のデラクルズさん、鶴田さん、中島さん、中村さん、前田さんの5人が「たけ推し」するのは、自然との調和を大切にし、辰野金吾と同じく近代建築で活躍した遠藤新により設計された「如蘭塾」。

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1942年野中忠太により設立され、中国の子女を留学生として受け入れました。

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塾生たちは、住み込みで勉学に励み日本語を中心に、家事や礼儀作法などを学んだそうです。

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「戦時中のため二年という短い歴史だったみたいですが、他国の女性の教育に力を入れたというのは驚きで、野中忠太さんの熱意が伝わってくるようですね。」と話す5人。

復元された台所では、昔ながらのかまどや床下の冷蔵庫を見ることができます。かまどのレンガは当時のものが使われています。

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「坤道帰元」の書や「四季山水図襖絵」なども約80年経過しているとは思えないほどきれいで印象的です。

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如蘭塾は、当時のままを復元してあり、歴史や当時の様子を知ることができます。

「ここを訪れることで、今、私たちが当たり前に学ぶことができる環境や機会の尊さ、それがどれほどありがたいことかを実感しました」

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御船山山麓の静かなこの地で、今ある環境を見つめなおしてみませんか。


※来館の際は、事前にご連絡をお願い致します。(0954-22-2256「清香奨学会」)

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