○武雄市職員資格取得費助成金交付規程

令和6年10月1日

訓令第10号

(趣旨)

第1条 この訓令は、職員の自己啓発の意欲を喚起し、職員の資質の向上を図るため、公務を遂行する上で有用と認められる資格及び免許(以下「資格等」という。)を自発的に取得した職員に対し、予算の範囲内において助成金を交付するものとし、その交付に関しては、武雄市補助金等交付規則(平成18年規則第46号)に定めるもののほか、この訓令に定めるところによる。

(助成対象者)

第2条 助成金の交付の対象となる職員(以下「助成対象者」という。)は、武雄市職員定数条例(平成18年条例第23号)第1条に規定する職員及び他の地方公共団体に派遣された職員とする。

(助成対象資格)

第3条 助成金の交付の対象となる資格等(以下「助成対象資格」という。)は、別表に掲げるもののほか、市長が認める資格等とする。ただし、次の各号のいずれかに該当する資格等は、助成金の交付の対象としない。

(1) 公費により取得したもの

(2) 自動車運転免許その他の私的に活用する度合いの大きいもの

(助成対象経費)

第4条 助成金の交付の対象となる経費(以下「助成対象経費」という。)は、助成対象資格の取得に要する経費のうち、次に掲げるものとする。ただし、既に取得している助成対象資格の更新に要する経費を除く。

(1) 受験をもって取得できる助成対象資格の受験料及び登録料

(2) 講習をもって取得できる助成対象資格の受講料等

(3) 助成対象資格の取得を支援するための講座、講習等の受講料及び助成対象資格の取得のための参考図書、問題集等の購入に要する経費で市長が認めるもの

(助成金の額)

第5条 助成金の額は、次の各号に掲げる区分に応じ、当該各号に定める額(100円未満の端数があるときは、これを切り捨てた額)とする。

(1) 助成対象経費の合計額が3万円以下の場合 全額

(2) 助成対象経費の合計額が3万円を超える場合 次に掲げる金額の合計額(当該金額が10万円を超える場合は、10万円)

 3万円

 助成対象経費の合計額からに掲げる金額を控除した額の2分の1に相当する額

(助成金の交付申請及び実績報告)

第6条 助成金の交付を受けようとする職員(以下「申請者」という。)は、武雄市職員資格取得費助成金交付申請書兼実績報告書(様式第1号)に必要な書類を添えて、助成対象資格を取得した日から1年以内に、市長に提出しなければならない。

(交付決定及び確定)

第7条 市長は、前条の規定による申請があったときは、その内容を審査し、交付の可否を決定し、その結果を武雄市職員資格取得費助成金交付(不交付)決定兼確定通知書(様式第2号)により申請者に通知するものとする。この場合において、同一の職員に対する交付回数は、年1回限りとする。

(助成金の請求)

第8条 前条の規定により助成金の交付決定及び確定通知を受けた職員は、助成金の交付を受けようとするときは、武雄市職員資格取得費助成金交付請求書(様式第3号)を市長に提出しなければならない。

(交付決定の取消し及び助成金の返還)

第9条 市長は、第7条の規定により助成金の交付決定及び確定通知を受けた職員が、虚偽の申請又は不正な行為により助成金の交付を受けた場合は、助成金の交付決定を取り消し、その返還を命ずることができる。

(職員の責務)

第10条 職員は、この訓令による助成金の交付を受けた場合は、取得した資格等を積極的に活用して職務を遂行しなければならない。

(服務上の取扱い)

第11条 助成対象資格を取得するための受験又は講習は、勤務時間内に行ってはならない。ただし、これにより難い場合は、3日を限度として、武雄市職員の職務に専念する義務の特例に関する条例(平成18年条例第30号)第2条第1号の規定により職務に専念する義務を免除することができる。

(その他)

第12条 この訓令に定めるもののほか、必要な事項は、市長が別に定める。

この訓令は、令和6年10月1日から施行する。

別表(第3条関係)

区分

名称

1

日商簿記検定(1級~3級)

2

エネルギー管理士

3

ファイナンシャルプランニング技能検定(1級~3級)

4

一級ボイラー技士

5

衛生管理者(第一種・第二種)

6

マイナンバー実務検定(1級~3級)

7

メンタルヘルス・マネジメント検定(Ⅰ種・Ⅱ種)

8

下水道技術検定(第1種・第2種)

9

介護支援専門員

10

学芸員資格認定

11

技術士補(技術士第一次試験)

12

技術士(技術士第二次試験)

13

給水装置工事主任技術者

14

計量士

15

建築基準適合判定資格者(建築主事)

16

一級建築士

17

構造設計一級建築士

18

設備設計一級建築士

19

二級建築士

20

建築設備士

21

1級・2級土木施工管理技士

22

1級・2級管工事施工管理技士

23

1級・2級電気通信工事施工管理技士

24

1級・2級造園施工管理技士

25

土地区画整理士

26

1級・2級建築施工管理技士

27

1級・2級電気工事施工管理技士

28

1級・2級舗装施工管理技術者

29

公害防止管理者

30

行政書士

31

酸素欠乏危険作業主任者

32

司書

33

司法書士

34

土地家屋調査士

35

自治体法務検定(基本法務・政策法務)シルバークラス以上

36

自然体験活動指導者

37

介護福祉士

38

社会福祉士

39

精神保健福祉士

40

社会保険労務士

41

手話通訳士

42

手話通訳者養成講座(通訳Ⅰ・通訳Ⅱ・通訳Ⅲ)

43

全国手話検定試験(1級~5級)

44

樹木医

45

樹木医補

46

消費生活アドバイザー

47

消防設備士(甲種・乙種)

48

生涯学習コーディネーター

49

生涯学習インストラクター(1級・2級)

50

相談支援専門員

51

測量士

52

測量士補

53

宅地建物取引士

54

地方公会計検定(2級、3級)

55

中小企業診断士

56

電気工事士(第1種・第2種)

57

電気主任技術者(第1種・第2種・第3種)

58

電気通信主任技術者

59

日本語検定

60

秘書技能検定(1級・準1級・2級)

61

不動産鑑定士

62

福祉住環境コーディネーター

63

福祉用具専門相談員

64

放課後児童支援員認定資格

65

放射線取扱主任者試験(第1種・第2種)

66

放射線取扱主任者試験(第3種)

67

防災士

68

陸上特殊無線技士

69

臨床心理士

70

臨床発達心理士

71

公認心理師

72

ITパスポート

73

基本情報技術者

74

情報セキュリティマネジメント

75

応用情報処理技術者

76

ITストラテジスト

77

プロジェクトマネージャー

78

ネットワークスペシャリスト

79

ITサービスマネージャー

80

システム監査技術者

81

情報処理安全確保支援士

82

英語実務検定(1級・準1級・2級・準2級・3級)

83

TOEIC Listening&Reading

リスニングスコア275以上かつリーディングスコア325以上

84

TOEIC Speaking&Writing

スピーキングスコア110以上かつライティングスコア140以上

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武雄市職員資格取得費助成金交付規程

令和6年10月1日 訓令第10号

(令和6年10月1日施行)