平成20年度 武雄市図書館・歴史資料館企画展
近海へのロシア船の出没などによって日本が海防の強化を迫られていた時代に、軍事、医学、化学など幅広い分野で蘭学の導入に努めた人物として知られる、第28代武雄領主鍋島茂義(1800〜1862)は皆春齋の雅号を持ち、画業も能くしました。
皆春齋は、当時の上級武士の常として狩野派の流儀を学び、若いころから晩年まで折々に筆を取っていますが、伝統的な手法に止まらず、飼育・栽培した動植物の写生図など、写実的な絵も描いています。
今回の展示では、皆春齋の絵画とともに、所用の絵の具、御用窯である三ノ丸窯で焼成されたと思われる絵の具皿・筆立・筆洗いなどの絵道具を御覧いただけます。下に、展示する画帖(いずれも武雄鍋島家資料)から一部を紹介します。
※紹介した頁が展示されているとは限りません。
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場所:企画展示(観覧無料)
期日:平成21年2月7日(土)〜平成21年3月22日(日)
参考頁
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