市長からのメッセージ

 市民一人一人の幸せのために

 昨年の9月23日、待望の西九州新幹線が開業し、私たちの生活圏や交流圏が一気に広がりました。これによって、観光客はもちろん、市民の暮らしも大きく変わろうとしています。そして、今年の5月には、武雄市民体育館(ケーブルワン・スポーツパーク)が新たにオープン。スポーツをもっと楽しめるのはもちろん、デイキャンプやBBQ、スケボー、バスケ、外遊び、散策など、誰もが思い思いに過ごせるスポーツパークもまた、市民の暮らしを大きく変える可能性を秘めています。

 さらには、アートも楽しめる文化拠点の整備や文化を活かしたまちづくり、デジタルを活用して一人一人の個性を伸ばす未来の教育、そして武雄初となる4年制大学の開学に向けて日々邁進しています。大学とともに歩む地域づくり、考えただけでワクワクしてきます。今必要なのは、未来を見据えた「まちのアップデート」。それを絶賛進行中なのが、この武雄市です。

 もちろん、これだけではありません。子どもの貧困対策や障がい児・者の支援、ヤングケアラーの支援など、どちらかというとこれまであまり光が当たらなかった分野に、どの市町村よりも早く、そしてきめ細かく取り組んでいます。裾野が広がれば、山は自然と高くなるもの。どんな境遇や環境であっても、誰もが自分らしく幸せに暮らせる「優しいまち」こそ、真の意味で強いまち、未来に続くまちだと信じています。

 ただ、今は何が正解なのかわからない時代です。ChatGPTも未来のことは教えてくれません。大切なのは、現場に行って人の話を聞き、本を読み、旅に出て、自ら学ぶこと。その上で、自分の頭で考え抜き、自らが信じる道を行動に移すこと。それを繰り返し続ける粘り強さは、必ずあなたの糧になり、きっと市民の幸せにつながるはずです。

 市民一人一人の幸せのために、真摯に、誠実に取り組もうという志のある皆さん。ぜひ私たちと一緒に希望をつくりましょう。

 

 

武雄市長 小松 政

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