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武雄杵島森林組合の森林整備加速化・林業再生基金事業に係る補助金返還について

投稿日:2015年10月30日(金)

 平成27年6月に実施された会計検査院による調査の結果、武雄杵島森林組合が平成22年度、24及び25年度に実施した森林整備加速化・林業再生基金事業(県補助事業)の当該補助金を過大に受給した事案が発生しましたのでご報告します。

1.事案概要と経緯

 武雄杵島森林組合は、平成22、24及び25年度武雄市において間伐計132.43haを直営により補助対象経費計32,783,610円で実施したとして武雄市に実績報告を提出していました。

 しかし、間伐を実施するにあたり森林所有者からの同意が得られなかったり、作業中止の要望があったりしたことにより、計27.44haの間伐が実施できていなかったことが今回の検査により判明いたしました。

 そのため、一部未実施箇所に係る当該事業補助金6,843,719円(国庫補助金相当額6,564,132円を含む)の過大受給が発生しています。

2.当該補助事業について

 当該事業は、間伐等の森林整備の加速化や間伐材等の森林資源を活用した林業・木材産業等の地域産業の再生を図ることを目的とした事業です。

 主に林業事業体が実施する間伐や森林作業道の整備に対する補助金として活用され、補助金は、国→県(一部嵩上有)→市(一部嵩上有)を通じ、武雄杵島森林組合に支出されています。

3.補助金返還について

 武雄市は、今後、武雄杵島森林組合に対し、会計検査院から指摘を受けた武雄森林組合における平成22年度、24及び25年度の補助金交付決定の一部取り消し及び過大受給額6,843,719円(国庫補助金相当額6,564,132円を含む)の補助金返還命令を行うとともに、前記の補助金返還を受けたのち、県を通じ国へ返納する予定です。

4.今後の対応について

 今後、市といたしましては、事業実施に当たり、十分な審査を実施するため、県の事業実施要領及び検査マニュアルに従い、職員の審査及び確認体制のさらなる強化を図るとともに、森林組合に対し事業の適切な取り扱いについての指導を徹底するなど、補助事業の適正な執行と再発防止に努めてまいります。

お問合せ

  • 武雄市営業部農林課 TEL:(0954)23-9335
    nourin@city.takeo.lg.jp
  • 武雄杵島森林組合  TEL:(0954)23-5030