みなさんは、武雄の歴史を知っていますか?実は、他の地域には見られない"すごい"歴史があります。本展覧会では、その"すごい"武雄の歴史の中から、武雄の蘭学・洋学を紹介します。
江戸時代の終わりごろ、武雄は、当時ヨーロッパとのただひとつの窓口だった長崎で、オランダを通じてヨーロッパの様々な文物を手に入れていました。武雄では、それらの研究をおこない、当時の日本の中でも最先端の技術や知識を持っていました。その研究の成果は、やがて明治維新へと向かう日本に大きな影響を与えることになります。まさに、武雄が日本の歴史を動かしたのです。
武雄市歴史資料館では、平成30年度の明治維新150周年に合わせて、「すごいぞ!武雄~見たい!知りたい!学びたい!武雄の歴史~」を刊行しました。本展覧会では、この副読本の刊行を記念するとともに、子どもたちに武雄に残された実物の資料を実際に見てもらうことで、ふるさとの歴史を知り、郷土に誇りをもってもらいたいと願っています。
本展覧会で、"すごい"武雄の歴史を感じていただければ幸いです。
【期間】2019年7月27日(土)~8月25日(日)
日曜日~木曜日 9時~18時、金曜日~土曜日 9時~21時
【場所】武雄市図書館・歴史資料館 蘭学・企画展示室
【入場料】無料
【ギャラリートーク】
7月27日(土)・8月12日(月・祝)・8月18日(日)・8月24日(土)
いずれも14時~(1時間程度)