市長提案事項説明要旨




 おはようございます。

 私の方から提案事項をご説明させていただきます。




 まず、組織改編についてであります。

 1月11日の就任以降、多くの皆様とお会いをし、まずは喫緊の課題に取り組んで参りました。その上で、ここで更なる市政推進のための体制を整えるため、8月1日に市の組織改編を行いたいと考えております。

 組織改編の目的は、公約を始めとした重要施策の推進、直面する行政課題への対応、経営的視点に立った行財政運営、この3点であります。

 特に公約にも掲げた子育て・教育は私の政策の1丁目1番地でもあります。子育て・教育の充実を図り、こどもに関する政策を一体的かつ強力に推進するため、「こども部」と「教育部」を統合し、新たに「こども教育部」を設置したいと考えております。

 また、「こども教育部」の中に「放課後対策室」を設け、重点施策として取り組んで参りたいと考えております。

 この他、先に申し上げた3つの観点から、「くらし部」の充実や「政策部」「つながる部」の再編など全庁的な組織改編を行いたいと考えております。




 2点目に地方創生についてであります。

 国を挙げて取り組む地方創生については、本市においても今年1月に「武雄市まち・ひと・しごと創生本部」を立ち上げ、着手したところであります。

 また、さる3月議会で議決頂いた経済対策のうち、「住宅リフォーム助成券事業」については、今月8日より募集を開始いたします。

 今年度から5年間の政策目標や具体的施策も盛り込んだ地方版総合戦略を策定することとなっております。4月28日には、議会で地方創生総合戦略特別委員会が設置されたところであります。議会と協力、連携しながら、今秋の策定を目指したいと考えております。

 また戦略の策定にあたっては、国からの通知により、住民の声や各界の声を取り入れることとされており、今月から「今と未来を語る会」を市内5会場で開催したいと考えております。




 その他各事業についてであります。

 既に申し上げておりますとおり、私の市政の三本柱は「にぎわい創出・活力アップ」、「くらしといきがい・健康づくり」、「教育改革・子育て支援」であります。

 「にぎわい創出・活力アップ」の「あるものを活かす」では、3月25日からふるさと納税をリニューアルし、本格的に取組を開始したところであります。寄付を頂いた方には武雄市が誇る特産品をお礼の品としてお送りしております。

 その結果、今年度4月の1か月の実績は1,973件、2,616万円であり、金額ベースで昨年度1年間を通じた実績の約23倍の寄付を頂いているところであります。

 5月26日の武雄市健康づくり推進協議会では、私の「くらしといきがい・健康づくり」という政策について、早速ご議論いただきました。

 私の任期中に健康寿命を1歳延ばすことを目標に、ぜひ協議会とも連携しながら、様々な施策を進めて参ります。

 「教育改革・子育て支援」では、4月23日、新たな教育委員会制度に基づき、第1回「こども教育会議(総合教育会議)」を開催し、5月19日には第2回を開催したところであります。

 毎月1回の開催を目標に市と教育委員会が課題や施策について意見交換を重ね、共通認識を持ち、一体となって諸問題に取り組みます。




 終わりになります。

 言うまでもありませんが、議会の皆様との議論と連携なくしては、市政の前進はありえません。

 市民の福祉向上、所得向上に向けて、市政の各種事業、プロジェクトの推進を図っていきますので、今後とも、武雄市発展のため、議員の皆様のご支援、ご協力をお願い申し上げまして、私からの市長提案事項説明とさせていただきます。

 本議会もどうぞよろしくお願いします。

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