自然のぬくもりと本に囲まれた隠れ家カフェで　至福のひととき

人里から離れた隠れ家。やさしい木漏れ日に包まれ、まるでジブリの一コマに出てくるかのようにたたずむこの場所。武雄市図書館でコンシェルジュを務める樋渡陽香さんが、「私だけの秘密にしておきたかったのですが」と迷った末に「たけ推し！」していただいたのが、おしゃれな隠れ家カフェ「山閑人」。

店内にはあふれんばかりの骨董品、そしてご主人お手製のテーブルやイス。「和・洋・アンティークいろんなものが混在してるのに、なぜかまとまっている。不思議と落ち着ける空間ですね。」

図書館で勤務されている樋渡さんですが、勤務中はなかなか本にふれる機会は少ないとのこと。その分、山閑人では読書に没頭されます。小説、雑誌、絵本、お客さんが書き残していった日誌など、店内は本に囲まれています。

本が大好きで、集中しすぎて気づけば夜になっていることもしばしばあるのだとか。静かなたたずまいの店内で、はっと我に返り顔を上げると、カウンターでママさんも一緒に読書、なんてことも。「このほどよく放っておいてくれる感じが心地いいんです。」

お気に入りのメニューは旬の素材を使った「今月のケーキ」。そして、「季節のスペシャルティ珈琲」。月替わりで異なる国のコーヒーを楽しめます。

「趣ある空間でコーヒーや紅茶を楽しみながらの読書は格別で、とても贅沢な時間を過ごすことができる場所です。」

今日は予定がないという昼下がり、コーヒーでも頼んでまったりしてみませんか。

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