ビートルズの音楽とコーヒーの香りに包まれて

武雄市富岡で35年続くコーヒーハウスDEAR JOHN。

ビートルズ愛に溢れるこの店の店主、一ノ瀬道生さんが大切にしている1冊は『ビートルズ海賊盤事典』。

文庫本にしては分厚いこの本には、世の中に密かに出回るビートルズの海賊盤800枚以上のデータが詳細に記載されています。

兄の影響でビートルズと出会って半世紀。

学生時代は東京で暮らし、新宿の輸入盤レコード店へ足しげく通ったそうです。

「海賊盤は希少性が魅力。当たりもあればはずれもある。この事典はその検証に役立った。」と懐かしそうに話す一ノ瀬さん。

一ノ瀬さんの『ビートルズ海賊盤事典』には、ところどころに鉛筆で記されたあとが。ビートルズに対する深い愛情と探求心を感じさせます。

店内にある100を超える一ノ瀬さん所蔵のビートルズ海賊盤レコードとともに愛されてきた貴重な1冊なのです。

この記事は、武雄市図書館公式インスタグラムで連載中の「武雄で、本に出会う物語」と連動してお届けしています。

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