平成22年2月3日(水)に山内農村環境改善センターにて、東京大学医学部附属病院放射線科准教授/緩和ケア診療部長の中川恵一先生においでいただき、「武雄市がん教育推進研修会(「がんのひみつを知ろう」学習会)を開催しました。
(左の写真は、教職員を対象としたがん教育推進研修会の様子です。)
中川先生には、生徒や教職員に実施した事前アンケートの結果をもとに、がん教育の推進について、データや映像を使って分かりやすくお話しいただきました。
後半は、武雄北中学校の1,2年生及び山内中学校の1,2年生を対象とした「がんのひみつを知ろう」学習会を開催しました。中川先生からのお話を聞いた後の質問タイムでは、「日焼けをしたらがんになるの?」「運動とがんの発症関係は?」「放射線で、なぜ、がんが治るの?」など、中川先生も生徒達の質問に驚かれていました。
学習会を終えての生徒の感想文には、「がんになると死のイメージがあったが、先生の話を聞いて早めに見つければ怖くないなぁと思った。」「タバコを吸うと30倍もがんになりやすいとわかった。また、タバコを吸わない人にも害を与えるので、絶対に吸わない。」「身近に感じなかった『がん』を話を聞き終わったら、すごく私たちの身近にあるんだと感じた。」「早期発見できるように、20歳になったらがん検診を受けようと思う。」などが書かれてあり、生徒にとっても、教職員にとっても有意義な研修会、学習会になりました。