武雄市図書館・歴史資料館では、岡山県津山市の交流展を開催中です。
武雄では、江戸時代後期に武雄領主鍋島茂義によってオランダからもたらされた西洋の学問「蘭学」が導入され、日本の近代化に大きく貢献しました。一方、津山では藩主の侍医を務めた宇田川家・箕作家を中心に有名な蘭学者(洋学者)が数多く登場し、江戸の蘭学をリードしました。今回、津山洋学資料館のご協力により、津山の蘭学資料を武雄で初公開、武雄の蘭学資料とともにご覧いただけます。同時代に異なる場所で領主と医師という立場から発展した蘭学がどのように交わるのか、"蘭学の競演"をぜひお楽しみください。
また、展覧会の特別講演も開催しますので、ぜひご参加ください。
〇日時 令和元年11月16日(土)~12月15日(日)会期中無休
日~木 9:00~18:00、金・土 9:00~21:00
〇場所 武雄市図書館・歴史資料館 蘭学・企画展示室
〇入場料 無料
〇ギャラリートーク
11月16日(土)、24日(日)、12月8日(日)、14日(土)
いずれも14:00~
〇特別講演 「津山の誇る洋学のはなし―宇田川三代と箕作一族を中心に―」
日時 令和元年12月1日(日)14:00~
場所 武雄市図書館・歴史資料館 シェアルーム
講師 下山 純正 先生(津山洋学資料館元館長)
参加料 無料
定員 50名程度(事前申込不要)