給食探検 山内中学校
山内中学校は、正しい判断力を持ち、豊かな情操と国際性に富み、意欲的に学び実践できる、心身ともに健康でたくましい生徒の育成するため『やさしく(徳)かしこく(知)たくましく(体)』が教育目標に掲げられています。特に、アメリカセバストポール、ブルックへイブン中学校とは姉妹校を締結し交流が行われています。
今回は、給食週間にあわせ山内中学校の3年生を訪ねました。
給食週間
1月には、各学校で、献立に昔の給食や郷土料理、世界の料理などが盛りこまれ、学校給食の意義や役割など児童、生徒や保護者が理解と関心を高めるための行事が1週間行なわれる給食週間があります。
献立(1月26日)

- ビビンバ
- いかのマリネー
- わかめスープ
- 牛乳
エネルギー:748キロカロリー
学校サポート 食育出張講座
また、この日、受験を控え、夜遅くまで起きて勉強し朝起きることが出来ず朝食を食べないケースも増えるなど食生活が乱れる時期であることから、食べ物と脳の働きや食べ物と運動の関係など受験に備えた食生活についての栄養士による食育講座が行われました。
講話のポイント
- ごはんを食べると、脳に必要な糖分がおくられ脳が活発に働き勉強の効率が上がる。
- 勉強の合間に体を動かすと、眠気をとり脳に酸素をおくって勉強の効率が上がる。
- ただ食べたり運動するのではなく、誰と、どこで、どんな風にして食べるのがよいか考えて、楽しむことを忘れない。
講話 食は体と心を育てる
食育ビクス
給食
給食時間が始まると、給食当番は一斉に給食センターに連結した配膳室へ。そして、手際よく食器についでいます。配膳中のわずかな時間にも、読書をする生徒やノートをだして学習している生徒もいました。また、教室内には、合格お守りや受験までの日数を書き出して、今できることを精一杯している姿がありました。中学生の食事量は、小学生の食事量の約1.3倍。茶碗いっぱいに注がれた給食を残さず食べていました。
農業体験交流会
農業・農村や地元産農産物のよさを中学生に再認識する機会を提供しようと「山内町ふるさと食品研究会」が中学生を対象に食と農の絆づくりのための体験活動が行われています。地元産の米・大豆等を使ったみそづくりと調理実習を体験し、手づくりのよさ、本物の味を味わっていました。
最後に
しっかり食べて、運動して、寝て、そして、勉強して皆さまに春が来ますように。 2年間をかけて、市内のすべての小中学校の給食を探検しました。学校栄養職員をはじめご協力いただきました皆さま本当にありがとうございました。今回で、給食探検は終了しますが、食育かるたやはしあそび等の食育媒体を使った食育サポートや、食生活や食と健康など身近で重要な食育講話など様々な出張講座を続けていきます。ご希望がありましたら、武雄市こども部食育課へご相談ください。