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舞台は温泉通りからニューヨークまで アーティストとしての原点
#武雄人の本棚
武雄温泉通りを歩くと、ふと目にとまるのは店先に立つ鮮やかな看板。
描いたのは、国内外で活躍するアーティストの矢野億子さん(以下:okkoさん)です。
okkoさんは、2015年にクラウドファンディングをいち早く取り入れ、2017年にはニューヨークタイムズスクエアで、日本人で初めて書道パフォーマンスを行いました。

そんなokkoさんが選ぶのは、『学校では教えてくれないアーティストのなり方』。
NYを訪れたときに、アートディレクターである著者「いたみありさ氏」から贈られた1冊です。
アーティスト活動についての様々なHOW TOが記された本には、たくさんの付箋が。
「自分が原点に返りたいときに開く、教科書のような本です」と語るokkoさん。

NYで披露した書道パフォーマンスも、実はお子様の習字道具がもったいないという思いがきっかけで始めたものでした。
臆することなく新しいことを学び、チャレンジしていくokkoさん。
自分だけではなく女性の活躍を応援するために学びの場も提供しています。
この記事は、武雄市図書館公式インスタグラムで連載中の「武雄で、本に出会う物語」と連動してお届けしています。
出会った書籍
- いたみ ありさ著『学校では教えてくれないアーティストのなり方』サンクチュアリ出版