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大楠=クスノキの番人 武雄神社
#武雄人の本棚
武雄神社 本殿裏の竹林を抜けると、眼前に樹齢3000年の大楠が姿を現します。その巨大な姿に圧倒される人は多く、近年パワースポットとしても注目されています。
武雄神社33代目宮司を務める武雄哲司さんが選ぶ1冊は、『クスノキの番人』。

神社の社務所でクスノキの番をすることになった小説の主人公の姿が、どこか武雄神社と重なります。
作中に登場するクスノキは、大きな空洞を持つ巨木。武雄神社の大楠とイメージが近かったことから、PVのロケ地にもなったそう。

武雄さんが宮司となったのは25歳の頃。
約40年間、宮司として武雄の土地や人々を見守り続けています。
大楠もさることながら、目を惹く真っ白な社殿は全国的にも珍しいのだとか。
歴史ある武雄神社、大楠のまさに番人と言える武雄さん。特別なときだけでなく、ふと立ち寄りたくなるスポットです。
この記事は、武雄市図書館公式インスタグラムで連載中の「武雄で、本に出会う物語」と連動してお届けしています。
出会った書籍
- 東野 圭吾著『クスノキの番人』実業之日本社