武雄から有田方面へ車を走らせると、まるで海外のリゾートを思わせるお洒落な店構えのカフェが見えてきます。それが訪れる人を虜にするレストガーデン・ミニです。

紹介してくれたのは、山内町で東馬窯を営む馬場宏彰さん。マスター益田さんとの思い出話と、いつ来ても懐かしい気分になれる店内の雰囲気に魅了されている一人です。

馬場さんとマスターは保育園からの付き合いとのこと。取材に訪れた日は久しぶりの来店ということでしたが、さすがは幼馴染同士。すぐに昔にタイムスリップしたように会話が弾みます。

特に馬場さんのお気に入りはマスターの入れるコーヒー。ミニのコーヒーは「いつ飲んでも変わらない味である」ところが魅力だと馬場さん。その味はまるで時が経っているのを忘れさせるほど懐かしさを与えます。

コーヒーだけでなく、改装したお洒落な店内であるにも関わらず、店内のいたるところから感じるのは、どこか懐かしい雰囲気です。

「先代ママ時代から約30年をかけて常連客達が集って、それぞれの思い出が染みついているから、懐かしい感じがするんじゃないかと思います」と馬場さんは話します。

取材中にお話を伺った福岡からの常連客は、30年前に一度訪れて以来ミニの居心地の良さが忘れられず、今でもミニに通っていると熱い思いを語ってくれました。

また店内に生けられた美しい花々もミニならではの見どころです。龍生派のいけばなの家元であるマスターが生ける花は、店内に安らぎを与えてくれます。

訪れる者の心を捉える、不思議な魅力をもつレストガーデン・ミニ。訪れればあなたの「たけ推し」な場所になるかもしれません。

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• レストガーデン・ミニ（ホームページ）