武雄ブランド
市民の皆さんは「武雄って?」と聞かれてなんと答えるのでしょう。
市外の皆さんは「武雄って?」と聞かれてなんと話してくれるのでしょう。

武雄市では、九州新幹線西九州ルートの暫定開業を間近に控え、
武雄の魅力や目指すまちの姿を分かりやすく表現した「武雄ブランド」の制作に取り組みました。

まずは、市民の皆さんに参加いただきワークショップを開催。
ワークショップで様々な切り口から武雄について考え、出てきた皆さんの声。
それらをもとに、コピーライターの中村禎さんがキャッチコピーを考え、皆さんと一緒に決定しました。
さらに、そのキャッチコピーをもとにロゴデザインを公募。
市内の小学生から高校生にも応募いただき403点の作品が集まりました。
その作品の中から、最後は武雄に関係する皆さんの投票でロゴデザインを決定しました。
この「武雄ブランド」を旗印に、武雄のまちづくりが加速していきます。

オール武雄は、全員アイディア、全員アクションでいきましょう。
皆さんの声、皆さんのやる気、皆さんの武雄に対する思いをお待ちしています。

あなたは何を始めますか?
武雄の新しいキャッチコピー

それ、武雄がはじめます。

「あったらいいな」を、つくるんです。
「できるといいな」を、やるんです。
「こうしてほしい!」を
「こうしよう!」と考える。
「あるモノ」を活かして
「ないモノ」をつくる。
それ、武雄の得意とするところ。
市民で意見を出し合って、
「市民で解決策を見つけ出す。
一人ひとりが武雄の顔であり、
武雄の代表なのだから。
オール武雄は、全員アイデア、
全員アクションでいきましょう。
それ、面白いねぇ。それ、新しいねぇ。
それ、大事だねぇ。
いろんな「それ」を、武雄が始めます。
それ、武雄市民から始めます。

キャッチコピーができるまで物語

市民参加型のワークショップを開催。最初からコピーライター中村禎さんにも参加 いただき、市民の皆さんの生の声を紡いでいただきました。
参加者は中学生から70歳代と幅広い年代が集い、活発な意見交換ができました。 キャッチコピーとともにある、ボディコピー(説明文)には中村禎さんの思いが詰 まっています。そのキャッチコピーができるまで。
中村禎
コピーライター
中村禎(なかむら・ただし)
1957年生まれ、コピーライター/クリエイティブディレクター。
J・W・トンプソン、サン・アド、電通を経て2016年4月よりフリーエージェントに。 現東京コピーライターズクラブ事務局長、宣伝会議賞最終審査員、ピンクリボンデザイ ン大賞審査委員長。 『つまんない広告をする企業は、ほぼ、つまんない』(2000年、KDDI)をはじめ、 数多くのコピーを世に送り出す。

市民から出てきた、武雄のいいところやあったらいいなと思うこと。
約 500 個の意見から、中村禎さんが気になった言葉たち。

交流

  • おじいちゃん、おばあちゃんたちの会社・事業
  • 挨拶がよくされている
  • 公民館におじいちゃん、おばあちゃんが集まる
  • あたたかみのある人
  • 若者がまちのことに参加する
  • 老若男女のむすびつき
  • どこにいっても知り合いがいる
  • アメリカのセバストポール市との交流
  • 北海道の雄武町との交流がある
  • 人がゆったりしている
  • 県外からも観光に来る人が多い
  • 最初は人見知り
  • 外国人と交流会
  • 人と人の距離が近い
  • 新しい人と出会える機会がほしい
  • アーティストが集まるような場所がほしい
  • 若者たちとつながる場がほしい
  • 交流イベントがもっとあったらいいな
  • 外国人と触れ合う、知り合う場がほしい
  • 遊べる、集える場所がほしい

市民と
行政の交流

  • 市民と市職員との距離が近い
  • 市役所に人が集まる
  • 地域のふれあい(あったかい)
  • みんな知ったもん同士

教育という
交流

  • 教育環境が良い
  • 子どもの施設が多い
  • 市民の学ぶ場が多い
  • 小学校から1人1台タブレットを配布している
  • 大人が学べる環境(大学)がほしい
人と人との「交流」が盛んで、もっと求めていることがわかりました。 まちづくりって、新しい施設を作ったり、便利な道路を作ることだけではなく、 そこに暮らす人、そこを訪れる人を幸せにすることなのかも。
キレイな市庁舎を作ることが目的なんじゃなく、市民や高校生たちが自然と集まってくる場所 を作ることが目的。
実際に武雄市役所の 1 階ホールには、たくさんの中高生や市民が常に集っています。 だから、まちづくりは人づくり、と言えるのかもしれません。
武雄の「人」のイメージを作ることが武雄市のブランドになる、そう中村禎さんは考えました。
では、武雄の「人」ってどんな人?市民から出てきた意見から、武雄市民の本質を考えました。
変わる」がある
「変わらない」がある
新しいものを取り入れようとする気質
新しいもの好き
こうしてできた、
武雄市のキャッチコピー
それ、武雄が始めます。

ブランドロゴができるまで物語

キャッチコピーをより伝わりやすく親しみやすくするために、ブランドロゴデザインを 広く募集しました。
集まった作品は403点。武雄のシンボルである楼門をあしらった作品や、「始まる」を 連想させる作品、かわいいキャラクターなど様々。何より、武雄の事を調べ、キャッチ コピーの意味を深く理解しつくられた作品に感動しました。

最終選考に進んだ3作品から、皆さんの投票により最優秀作品1点を決定。
選ばれた作品のコンセプトは、
直感的に伝わる「それ」を手のアクションで表現し、
前向きでワクワクしている「人・笑顔」のイメージを
組み合わせてカタチにしてあります。
多くの皆さんに愛され、未来につながる、
楽しさが伝わることを目的に制作されています。

このロゴは、今後、武雄市の公式ロゴとして、市はもちろん、企業や個人の方にも使用 していただけるようにします。
ロゴの使用について
武雄ブランドロゴを広くご利用いただくため、使用にあたっての手続きなどについてご案内します。
このロゴマークを使って、一緒に武雄市の魅力を発信していきましょう。
▼使用基準等
本キャッチコピーとロゴマークは、武雄ブランドを広くPRしていくために作成したものです。 使用に当たっては、下記の「使用取扱要領」及び「使用ガイドライン」をご確認のうえ、事前に申請してください。
ただし、私用で使う場合は申請の必要はありません。

詳しくはこちらをご確認ください。