市長提案事項説明要旨

おはようございます。

平成31年1月武雄市議会臨時会の開会にあたり、まず、一言、ごあいさつ申し上げます。

この度、市民の皆様、議会の皆様、そして各方面の方々より力強いご支援と温かいご厚情を賜り、引き続き2期目の市政運営を担わせていただくことになりました。まさに身の引き締まる思いでこの場に立っております。

皆様からお寄せいただいた信頼と期待にお応えすべく、「対話」、「誠実」、「全力投球」を基本姿勢として、これからの4年間、以下の3つの考え方で市政運営に取り組んでまいります。

まず、第1に、3年後の九州新幹線西九州ルートの暫定開業を武雄のさらなる浮揚に向けた最大のチャンスと捉え、本市の優位性や地域資源を引き出し、伸ばして地域経済を活性化させ、佐賀、長崎両県をつなぐ拠点都市、すなわち「西九州のハブ都市」としての礎を築きたいと考えております。特に、本市の利便性や温泉等の資源を活かした観光や、基幹産業である農業に力を入れてまいります。

第2に、この武雄市を、人にやさしい、安心できるまちにしていきたいと考えております。安心・安全なまちは、ずっと住みたいまち、訪れたいまちであり、持続可能なまちにつながります。引き続き、教育や福祉政策に力を入れ、どんな境遇や環境であっても、安心して子どもを産み育てられ、安心して働け、安心して長生きできる「人にやさしいまちづくり」を更に進めてまいります。

第3に、生活の充実感を増やしていきたいと考えております。21世紀は、生活の質、心の豊かさを追求する時代であります。今後は、文化重視の姿勢で臨み、スポーツや文化活動などを通じて、誰もが幸福で健康な、充実した生活を送れるよう、長期的視点に立って取り組んでまいります。特に、来年の東京オリンピック・パラリンピックや、4年後に佐賀県で開催される国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会を契機に、スポーツ施策に力を入れ、市内のスポーツ人口を増やし、生きがいづくり、健康づくりにつなげてまいります。

先が読めない時代、目まぐるしく変化する時代においては、失敗を恐れず、チャレンジすることが大事です。「それ、武雄が始めます。」というキャッチコピーのもと、市民一丸となって希望ある未来を作る、そのために私も全力を尽くしてまいります。

議員の皆様におかれましては、市政の発展と市民福祉の向上のため、格別のご協力を賜りますよう切にお願い申し上げます。

それでは、今臨時会に提案いたしました議案について、その概要を御説明申し上げます。

予算議案の「平成30年度武雄市一般会計補正予算(第9回)」は、先ほど申し上げたスポーツ施策推進の一環として、武雄市体育施設整備検討委員会での検討を踏まえ、白岩体育館等の再整備に伴う基礎調査業務等に要する経費をお願いしております。今後、庁内に専門部署を設け、スピード感を持って各種スポーツ施策を推進していきたいと考えております。

また、「専決処分の承認について」は、先の議会以降、緊急に決定を要した「平成30年度武雄市一般会計補正予算(第8回)」につきまして、専決処分を行いましたので、その承認をお願いするものでございます。

このほか、交通事故による損害賠償についての専決処分のご報告をいたしております。

詳細につきましては、議案審議の際に補足させていただきたいと存じます。

よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。

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