九州新幹線長崎ー諫早着工見送り、列車ダイヤの件

2010年8月29日

　8/28の新聞に、「九州新幹線長崎ー諫早着工見送り」の記事がありました。

　その中に、(1)肥前山口ー武雄温泉の単線取扱い(2)フリーゲートの取扱い。ありました。

　肥前山口ー武雄温泉が現在のままの単線だと、ダイヤ本数の増便や上下待ちの時間のためスピードも望めないし、普通列車が走る時間より止まっている待ち時間の方が長くなります。

　工事は、進行していると言うことですが、上記の点を考えますと、武雄市にとってはメリットはありません。

　着工そのものの中止したらと思います。

　現在の、佐世保線の列車ダイヤの件です。

　鳥栖行きもありますか゛、肥前山口止まりで、長崎線乗換が多くあります。

　又、特急も肥前山口で分割併合が多くあります。

　肥前山口からは複線なので、普通も全部鳥栖方面行きに、特急も肥前山口で分割併合しないでそれぞれを単体で博多までのダイヤにすれば便利になると思います。

回答

　この度は、貴重なご意見をいただきありがとうございます。

　さて、九州新幹線西九州ルート整備において、肥前山口～武雄温泉間が複線化されることにより、運行本数も増加し、在来線を含めた利便性の向上も見込めます。

　古川県知事も、県議会において複線化整備を行うと発言されており、新幹線整備については、現在の在来線が不自由とならないようにすると明言されています。

　このような中、複線化事業については、在来線改良事業による整備に比べ、地元負担が少ない整備新幹線事業での整備を県と共に国に対し要望しております。

　新聞報道のとおり、国の平成２３年度概算要求において、複線化の予算は盛り込まれなかったものの、武雄温泉～諫早間については、平成３０年３月の開業に向け、整備計画どおり予算計上されております。

　武雄市としましても、複線化での早期着工に向け、これまで同様、県と共に要望していく所存です。

　在来線のダイヤにつきましては、少しでも改善が出来ないかということについて、機会を見てＪＲに提案していきたいと考えています。

　今後とも、市政に対してのご協力、ご助言をよろしくお願いいたします。