特定外来生物「ヒアリ」について
【ヒアリについて】
- 平成29年6月9日に兵庫県尼崎市でヒアリが国内で初めて確認されました。
- ヒアリは、南米原産ですが、北米、中国、オーストラリアなどで定着しています。
- ヒアリの多くは、外国から運ばれてきたコンテナの中やコンテナを水揚げするコンテナヤードで見つかっています。
- 刺されると、強い毒による痛みやかゆみ、発熱、じんましんなどの症状のほか、アナフィラキシーショック(短時間で激しい症状が現れるアレルギー反応)でこん睡状態に陥ることもあります。
【特徴】
- 赤茶色の小型のアリで、腹部は濃く黒っぽい赤色。
- 体長は、2.5~6.0mm。いろいろな大きさのアリが混ざっています。
- 土でドーム状の大きなアリ塚を作って集団で生活します。
- 雑食性で、節足動物や小型脊椎動物、樹液、花蜜などを餌とします。
- 攻撃性が強く、アリ塚をつつくと集団で出てきて襲いかかります。
- お尻に毒針があります。
【刺されたら】
- 刺された直後20~30分程度は安静にし、体調の変化がないか注意してください。
- 容体が急変したときは、すぐに医療機関を受診してください。その際、「アリに刺されたこと」「アナフィラキシーショックの可能性があること」を伝えてください。
【県内では「ヒアリ」は確認されておりませんが、ご注意ください】
定着している地域からの貨物等に付着して侵入する可能性もあるため、「ヒアリ」と疑われるアリを発見した時には、刺激したり、素手で触ったりせずに、佐賀県県民環境部有明海再生・自然環境課(0952-25-7080)へご連絡ください。