熱中症情報
投稿日:2010年07月26日(月)
平成22年7月17日に梅雨明けし、連日35℃を超える猛暑日を記録しています。また、それに伴い熱中症疑いで救急搬送される方も急増しています。(7/17 4名、7/18 13名、7/19 10名)
ここ数日は、暑さが厳しい日が続くと思われますので、日中、運動や作業をされる方は特に注意し、積極的な水分補給と休息をとってください。
体育館や室内でも同様に予防策の徹底をお願いします。
熱中症の予防
(1)症状と重症度
熱中症は、重症度の判断が難しいので、迷ったときは早めに受診してください。
  | 症状 | 身体の中の状態 | 治療の必要性 |
---|---|---|---|
Ⅰ度 (軽症) | めまい、立ちくらみ 筋肉のこわばり、こむら返り 大量の発汗 | ・脳の血流の低下 ・発汗による塩分などの電解質の低下 ・体温調整付き脳の破綻 | 現場での応急処置で対応可 |
Ⅱ度 (中等症) | 頭痛、嘔吐、脱力感 | 受診して治療 | |
Ⅲ度 (重症) | 意識がない、痙攣、 手足の運動障害(がくがくして歩くことができない) | 入院して集中治療が必要 |
(2)予防のための3つのポイント
- 積極的な水分+塩分補給を
汗をたくさんかく時は、こまめな水分補給が必要です。特に、発汗により水分とともにナトリウムなどが同時に失われますので、塩水(目安:水100mlに塩半つまみ≒0.2%食塩水)やエネルギーを同時に補えるスポーツドリンクなどがお勧めです。 - 運動中の心がけ
運動・活動中の熱中症は、適切な予防措置により防げます。責任者の方は、スポーツの前後と運動中は30分おきを目安に強制飲水を実施し、予防策の徹底に努めてください。 - 風通しのよい軽い衣服が最適
衣服は軽く、吸湿性や通気性のよい素材で、熱を吸収しにくい白系統のものを選びましょう。外出時は帽子で直射日光を防ぎましょう。
環境省の熱中症予防情報サイトでは、毎日都道府県ごとの「暑さ指数」が更新されています。また、佐賀県のホームページにも、熱中症疑いで救急搬送数された人数を毎日更新し、併せて予防・対処法も掲載されています。
お問合せ
武雄市くらし部健康課(担当 石橋)<br
電話 0954(23)9135
E-mail kenkou@city.takeo.lg.jp