武雄市図書館・歴史資料館企画展 没後150年 先見の領主鍋島茂義
投稿日:2012年09月13日(木)
鍋島茂義は、武雄領主鍋島茂順の5男でしたが、兄たちの早逝により第28代領主となりました。家督を継ぐ前、部屋住み時代に藩の請役(国家老)に抜擢されるほどの俊才で、14歳年下の貞丸、後の第10代佐賀藩主鍋島直正の教育係も務めました。
天保年間(1830年代)に入ってからは、積極的に蘭学、特に西洋式軍備の導入を進めます。天保10(1839)年、家督を幼少の茂昌に譲り、藩政から身を引いてからも、精力的に活動し、幕末期、雄藩として名を馳せた佐賀藩の近代化の礎を築くこととなります。
茂義没後150年に当たる今年、茂義の生涯と事績を追う展覧会を開催し、その功績を市民の皆様に改めてご紹介したいと思います。
皆様のご来場をおまちしております。
展覧会名
平成24年度企画展 「没後150年 先見の領主鍋島茂義」
会期
平成24年9月22日~10月14日
休館日
第1月曜日・第3木曜日
会場
武雄市図書館・歴史資料館 企画展示室
観覧
無料
お問合せ
武雄市図書館・歴史資料館
TEL(0954)20-0222