有田焼創業400周年記念 古武雄 武雄のやきもの再発見
投稿日:2016年09月26日(月)

武雄地方で産業としてやきものが制作されるようになるのは、文禄・慶長の役の際、武雄領主が連れて帰った朝鮮陶工が窯を開いてからのことで、400年以上も昔に遡ります。
現在市内には90ヶ所の窯跡があり、全国でも有数の密集度を誇ります。
武雄地方で焼かれていたやきものは、近年では「武雄古唐津」と称され、唐津焼の一分野と位置付けられていました。
しかしながたら、意匠や技法に、それだけにはとどまらない独自性があることが見直され「古武雄」という呼び名が知られるようになってきました。
今回、有田焼創業400年記念事業の一環として、また「古武雄」の魅力の魅力と意義を見出す「古武雄再発見プロジェクト事業」を進める足掛かりの一つとして、展覧会を実施します。
ぜひ、この機会に「武雄のやきもの再発見」してみませんか?
展覧会名
有田焼創業400年記念「古武雄 ―武雄のやきもの再発見―」
会期
- 平成28年10月15日(土)~12月11日(日)
※会期中は無休、開館時間は9時~21時
会場
武雄市図書館・歴史資料館(蘭学・企画展示室)
〒843-0022 武雄市武雄町大字武雄5304番地1
観覧料
無料
講演会
- 日時 : 10月30日(日)13:30~
- 演題 : 「文禄・慶長の役、そして古武雄の誕生へ」
- 講師 : 久野 哲矢 氏(佐賀県立名護屋城博物館 学芸員)
ギャラリートーク
- 11月6日(日)13:30~ : 東中川 忠美 氏(元佐賀県立名護屋城博物館 館長)
- 11月23日(祝)13:30~ : 大橋 康二 氏(佐賀県九州陶磁文化館 名誉顧問)
- 12月4日(日)13:30~ : 鈴田 由紀夫 氏(佐賀県九州陶磁文化館 館長)
主催
武雄市図書館・歴史資料館
協力
古武雄再発見プロジェクト会議
後援
佐賀新聞社 / 西日本新聞社 / 朝日新聞社 / 読売新聞西部本社 / 毎日新聞社 / 株式会社ケーブルワン / NHK佐賀放送局 / サガテレビ / NBCラジオ佐賀
カバー写真
- 左下)鉄絵縁彩松竹梅文大壷(個人蔵)
写真提供:九州国立博物館、写真撮影:山﨑信一氏 - 右上)打ち刷毛目花文大平鉢(個人蔵)
写真提供:九州国立博物館、写真撮影:山﨑信一氏
お問合せ
武雄市図書館・歴史資料館
TEL:(0954)28-9105