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県内で9年ぶりとなる麻疹(はしか)の患者発生がありました

投稿日:2019年05月08日(水)

患者の男性は、麻しん(はしか)と診断されるまでの間に、県内の下記の施設等を訪れています。これまでに麻しん(はしか)にかかったことのない方や予防接種を受けたことがない方は、接触による感染の可能性があります。

下記の施設等を同じ時間帯で利用された方で、利用後約10日~12日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れた場合は、事前に必ず連絡をしてから、かかりつけ医への受診をお願いします。また、受診の際は、公共交通機関の利用は控えてください。

詳しくは佐賀県ホームページでご確認ください。

利用施設等
利用した時間帯 施設等 所在地
4月28日(日)
午後4時から午後9時まで ※1
モラージュ佐賀 佐賀市
5月1日(水)
午後2時30分から午後4時まで
第116回有田陶器市(有田町東出張所ご当地グルメ会場周辺) 有田町
5月3日(金)
午後5時45分から午後8時まで ※1
西松屋新アクロスプラザ武雄店 (トイレ利用) 武雄市
5月3日(金)
午後6時ら午後9時まで ※1
スシロー武雄店 武雄市

この時間帯以外に利用された場合は、感染の心配はありません。
※1 麻しんウィルスの空気中での生存期間は2時間以下とされているので、施設滞在時間にウィルス生存期間の2時間を加味した時間帯です。

麻しん(はしか)について

麻しん(はしか)は、麻しんウィルスによる感染症です。感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染であり、感染力は非常に強く、免疫を持っていないとほぼ100%発症するといわれています。

感染すると約10日~12日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状があらわれ、2~3日熱が続いた後、39度以上の高熱と発疹が出現します。肺炎や中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。死亡する割合も、1,000人に1人と言われています。

その他の合併症として、10万人に1人程度に亜急性硬化性全脳炎(SSPE)と呼ばれる中枢性疾患を発症することがあります。

麻しんの予防接種を受けましょう

麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、手洗い、マスクのみで予防はできません。予防接種が最も有効な予防方法といえます。麻しんの定期の予防接種がまだの場合は早めに受けましょう。

定期接種
  • 第1期 1歳児(生後12月から生後24月未満)
  • 第2期 小学校就学前の1年間(年長児期にあたる4月1日~3月31日)

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お問合せ

武雄市 福祉部 健康課 健康づくり係

TEL:0954-23-9131