5月31日は世界禁煙デー
5月31日は世界禁煙デーです。また、5月31日から6月6日までは禁煙習慣となっています。
これを機会に喫煙や受動喫煙による健康被害について学び、禁煙や喫煙マナーを考えてみませんか。
特設ページ
こちら(厚生労働省HP)からご確認ください。
たばこの三大有害物質
- ニコチン・・・依存症にさせる作用があります。血管を収縮させ、血液の流れを悪くする作用もあり、動脈硬化を促進させます。
- タール・・・たばこのヤニの成分。発がん性物質や発がんを促進する物質が数十種類以上含まれています。
- 一酸化炭素・・・酸素を運ぶ機能を阻害し酸素不足を引き起こします。動脈硬化を促進させます。
喫煙による健康被害
国内の調査では20歳よりも前に喫煙を始めると、男性は8年、女性は10年も短命になることが分かっています。
肺がんに限らず、喫煙はほとんどの部位のがんの原因になると言われています。がんの他にも、脳卒中や虚血性心疾患などの循環器疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの呼吸器疾患、更に生活習慣病の糖尿病、妊娠周産期の異常(早産、低出生体重児、死産、乳児死亡など)、歯周病など、さまざまな病気の原因にもなります。
受動喫煙
タバコで問題になるのは、喫煙者が吸い込む主流煙よりも、タバコの先から立ちのぼり、ほかの人も吸い込む副流煙です。副流煙には、主流煙よりもずっと多くの有害物質が含まれているからです。タバコの3大有害物質を比較すると、主流煙より、副流煙にはニコチンが2.8倍、タールが3.4倍、一酸化炭素が4.7倍も多くみられます。(厚生労働省『喫煙と健康』第2版)
受動喫煙の予防の難しさは、自分でも気づかずに副流煙などを吸い込んでいるケースが多いことです。たとえば、空気清浄機があると、タバコの煙や臭いをあまり感じないので、つい安心しがちです。ところが、空気清浄機では一酸化炭素などのガス状物質は除去できないため、有害物質を防ぐ効果はありません。(厚生労働省のガイドライン)
また、喫茶店などに多い分煙の場合、ガラスなどで仕切られた喫煙コーナーからの人の出入りや、喫煙者の呼気や洋服に付いた有害物質の影響で、禁煙場所の空気も汚染されていることが分かっています。
お問合せ
武雄市 福祉部 健康課
- TEL:0954-23-9131
- E-mail:kenkou@city.takeo.lg.jp