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武雄市天然記念物「武雄の大楠」の保護措置にご協力を

投稿日:2022年04月28日(木)

武雄市天然記念物「武雄の大楠」の保護措置にご協力を

武雄市武雄町 武雄神社の近くにある「武雄の大楠」について、見学者の立ち入り禁止範囲を広げます。

武雄神社の御神木であり、地域の誇りでもある「武雄の大楠」に一日でも長く生きてもらうため、ご理解とご協力をお願いします。

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制限の目的

  • 保護措置を行うための大楠の基礎体力の回復
  • 枯れ枝落下による事故防止

「武雄の大楠」の現状

武雄の大楠は推定樹齢3000年の「老木」です。人間でいえば100歳を超える老人で、気候の変化、病気や害虫に対応する基礎体力が低くなっています。

加えて、ここ最近の旱魃・長雨などの異常気象もあり、光合成をおこなう葉っぱの縮小、大きな枝が枯れ、洞内の腐食の進行、幹の枯死した部分の増大がおきています。

樹木医をはじめとする複数の専門家に診断してもらったところ、様々なことが原因で大楠の枯れと腐食が広がっており、保護措置が必要と診断されました。

ただ、今の大楠では体力がなく、土壌改良等の「手術」を受けることもできません。

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【武雄市天然記念物「武雄の大楠」の現状】

制限の理由

基礎体力を回復させるため、空気・水分・養分を取りいれる根を保護します。

人々の見学する範囲を制限することで、踏まれる根を減らし、老木である大楠がしっかり「食事」できるようにします。

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【今の根元の状況】

お問合せ

武雄市教育委員会文化課

TEL:0954-23-9181

E-mail:bunka@city.takeo.lg.jp