武雄アジア大学について市の見解を説明しました
4/28(火)の月例記者会見で、武雄アジア大学について市の見解を説明しました。
小松市長コメント
武雄アジア大学が開学し約1か月が経ちました。大学の第1期生が少ないことや大学を活かしたまちづくりについての見解を述べます。
◇学生の確保について この1か月市民の皆さんからいろんなご意見をいただきました。初年度定員を満たさなかったことについて、3つの意見があると認識しています。「初年度学生が集まらなかったため失敗だ」、「来年度学生が集まるかどうかが大事だ」、「まだまだこれからであり、大学はもう少し長い目で考えるべきだ」といった意見です。いずれにしても、学生確保に関して市民の皆さんの不安を払拭することが大事です。 大学は初年度の入学者数のみで判断されるものではなく、少なくとも4年生まで全学年がそろった段階で評価されるものと認識しています。国から私立大学に対して出される私学助成金も、4年間の学生数をもとに交付される仕組みです。まだスタートを切ったところです。この点をご理解ください。
ただ、4年間とはいえ来年度の定員確保は極めて重要です。最初の年は8月末に認可を受け、秋からの学生募集でした。募集の期間が短かったという事情もありますが、今年は1年間フルに募集活動ができます。積極的な高校訪問など、来年の学生確保に向けた精力的な取り組みが行われていると聞いています。また、3月に行われたオープンキャンパスには2日間で1,100人の方が来場されました。今後もオープンキャンパスが開催されたり、ミニオープンキャンパスが毎週開催される予定と聞いています。 来年は定員を満たす学生が確実に集まるよう、学生確保に向け全力で取り組んでいただきたいと考えており、旭学園には学生確保への確実な見通しや道筋をしっかりと示していただきたいと考えています。
◇大学ができたことの意義について 本市では「人口減少が進む中でまちを元気にして活性化したい」、「子どもたちの選択肢を増やして夢を応援したい」、「いくつになっても誰でも学べるまちにしたい」などの思いで大学誘致を進めてきました。 初年度の入学者数は37人でしたが、希望に満ちた学生の姿はとても頼もしく、入学式では学生の輝く目がすごく印象的でした。開学1年目でまだ人数も多くありませんが、それでも高校を卒業すると市外に出る若者が多い中で、これだけの若者が武雄に来てくれたことがありがたいです。
大学が開学したことに関して、市は「学生が暮らしやすいと思えるまち、若者に選ばれるまちづくりを進める」、「大学を活かしたまちづくりを進め、まちの活性化につなげていく」といった2つの方向性で取り組んでいきます。
◇大学を活かしたまちの活性化について 大学ができたことを市民の皆さんの生活の充実や地域の元気につなげていきたいと考えています。市民の皆さんには、いろいろな面で大学に関わってほしいと考えています。 具体的には、大学キャンパスが市民の皆さまに開放されています。武雄アジア大学は市民に開かれた大学を目指され、キャンパスは祝祭日を除き土日も含め開放されています。カフェテリアや図書室などを誰でも使うことができるので、話し合いや勉強、気分転換など、皆さんの居場所としてどんどん利用してほしいです。詳しくは市報5月号に掲載しますが、まずは一度訪れてほしいです。
そして大学が地域や皆さんのもとに出かけていきます。今後、公民館等で開催される講座などに大学の教員が講師となるなど、市民の皆さんが大学での学びを身近に感じてもらえる機会をつくっていきます。そのときはぜひ参加してください。
学生はキャンパスの中で勉強するだけでなく、市内各地を学びのフィールドとして現場に出て学びます。ボランティアとして地域の行事やイベントに出向くこともあります。それは皆さんの地域の活性化にもつながります。学生や先生とぜひ交流してください。 学生の中には武雄に住むのが初めての学生もいます。学生を見かけたら気軽に声をかけてほしいですし、温かく迎えてほしいと思っています。
◇大学と連携した取り組みが動きはじめています 武雄市民大学は武雄アジア大学と連携し、大学キャンパスで毎月講義が行われます。また大学では今後、市内団体によるコンサートや映画上映も行われると聞いています。
子どもたちの教育面での連携について、未来を担う子どもたちの教育は、まちにとって重要です。夢を描くことが教育では一番大事だと考えています。市内の幼稚園や保育園、こども園、小中学校、高校などに、大学の先生や学生に来ていただき、学び交流する機会をつくっていきます。子どもたちが大学キャンパスを訪問したり活用することもあります。実施に向けて現在協議中ですが、知の拠点である大学を活用して、武雄の子どもたちの学びの充実を図っていきます。
現在、市内の地域や団体から、大学と一緒にこんなことができないかという提案をいろいろといただいています。地域や企業と大学との接点を増やし、まちの活性化につなげていきたいと思っています。ぜひ皆さんのアイデアや提案を持ち込んでほしいと思っています。大学には地域連携室がありますが、市に相談していただいても構いません。
◇市の今後の取り組みについて 学生確保は基本的に大学側が行うことです。市として取り組むべきは、大学を活かしたまちづくりにより、市民の皆さんの暮らしがこれまで以上に豊かになることです。大学を活かしてまちの活性化を進めることが、結果、学生確保にも間接的につながっていくと考えています。 武雄市では大学と包括連携協定を結びました。市は協定に基づき、大学と連携したまちの活性化の取り組みを考えていきます。
市民の皆さんには、大学ができた機会を思う存分活かしていただき、どんどん大学を使って暮らしを豊かにしてほしいと思っています。
お問い合わせ
武雄市企画政策課
TEL:0954-23-9325
