佐賀市歴史民俗館(旧古賀銀行)で、明治維新150年記念事業「佐賀藩のすがた」展(親類同格展)が開催されます。
戦国時代、「五州二島の太守」と呼ばれ、佐賀を中心に勢力を誇ったのが龍造寺隆信です。隆信が戦死した後、混乱する龍造寺家をまとめたのが、佐賀藩祖の鍋島直茂でした。龍造寺一門である多久、須古、諫早、そして武雄の四家は鍋島氏に忠誠を誓い、江戸時代に入ると鍋島氏の「親類同格」に位置づけられました。この四家は、江戸時代を通じて請役家老(筆頭家老)を務めるなど、佐賀藩政の一翼を担うことになります。
「親類同格」四家は、「大配分(所領の大幅な自治)」を認められるなど大きな力を持ち、佐賀藩に様々な面で影響を与え続けました。今回の企画展は、この四家の果たした役割や、特筆すべき特徴などを紹介していきます。
武雄鍋島家のコーナーは、2階奥にありますので、お見逃しなく!!
【期間】平成30年8月11日(土曜日)~平成31年1月14日(月曜日・祝日)
【休館日】月曜日。月曜日が祝日の場合はその翌日。
12月29日~1月3日
【開館時間】9時~17時(最終入場16時30分)
【場所】佐賀市歴史民俗館(旧古賀銀行)
【オープニングセレモニー】
8月11日(土曜日)10時~
※セレモニー終了後、ギャラリートークあり
【講演およびギャラリートーク】
多久市担当者:9月1日(土曜日)
諫早市担当者:10月13日(土曜日)
白石町担当者:10月14日(日曜日)
武雄市担当者:11月4日(日曜日)