武雄市旧庁舎跡地等利活用促進に関するサウンディング型市場調査を実施します
武雄市では「旧庁舎跡地」及び隣接する「第三駐車場」並びに「中央公園」の3か所について利活用促進に関するサウンディング型市場調査を実施いたします。
※サウンディング型市場調査とは・・・民間事業者との意見交換等を通し、事業に対して様々なアイデアや意見を把握する調査のこと(国土交通省資料抜粋)
調査の背景
本市では、これまで1300年の歴史をもつ武雄温泉と1895年に開業した武雄温泉駅周辺のエリアを観光の中心と捉え、連続立体交差事業や北部土地区画整理事業に取り組んできました。2022年9月23日の西九州新幹線開業は、本市にとって4回目の交通変革であり、これを絶好の機会と捉え、「西九州のハブ都市」となるべく、2020年、2021年と「まちなか公共空間が市民にとって使いやすくなるにはどうするべきか」を探るために、本エリアにおいて実証実験や関係者へのヒアリング等、調査研究に取組みました。官民で実施した「まちなか公共空間デザイン調査研究業務」や「武雄まちなか将来ビジョン」では、本エリアは、旅の目的地となる新スポットや市内外の多くの方が行き交う場所としての開発が望まれています。
調査の目的
本エリアは武雄温泉駅、北部温泉地、文化エリア、スポーツエリア、 武雄温泉保養村、御船山エリアの結節点に位置しており、本市にとって大変重要な場所であり、これまでも武雄市役所本庁舎が立地し、市の中心地でありました。引き続き本エリアを回遊の拠点の場所とするべく、人の流れを生み出し、来訪者と市民が繋がる場所として開発できないかと考えており、本市の新たな魅力を創出し、効果的に地域の活性化が期待できる活用を検討していきたいと考えています。本事業は、民間活力を活かした一体的なまちづくりを目指しており、事業スキームの検討にあたり、民間事業者からの意見や提案を参考とするべく サウンディング型市場調査(以下「 サウンディング」という。)を実施することといたしました。 本サウンディングにより、民間事業者の意向調査やヒアリング等を行うことで、民間事業者が持つノウハウと創意工夫を事業に反映し、本エリアの効率的な利活用と開発の実現性を判断し、今後の事業者公募の条件等に役立てることとしています。
調査対象エリア
- 旧庁舎跡地 約5,245㎡ 市職員、一般(夜間)駐車場として利用(218台分)
- 第三駐車場 約2,844㎡ 市職員、公用車、商工会議所、一般(夜間)駐車場として利用(145台分)
- 中央公園 約3,556㎡ 新幹線高架下795㎡、南側公園2,761㎡ 都市公園として利用
対象エリアの市の考え方など
対象エリアの市の考えなど本エリアのまちづくりの目標として、西九州のハブ都市にふさわしく、回遊性向上のための機能をもつエリアを目指しています。市民、働く人、訪れる人が楽しむこと、交わること、休むことが出来るエリアとして 緑やオープンスペースを活用しながら 魅力あるエリアとして 再開発 することを考えています。また駐車台数320台以上を確保するための立体駐車場整備も必要であると考えています。
事業用地について
- 再開発敷地面積:約4,300㎡~ 5,200㎡程度
- その他:事業実施に係る駐車場(お客様、従業員、身障者、搬入車両など)は事業用地内に確保すること
立体駐車場について
- 必要台数320台以上
- 敷地面積:約2,800㎡~4,300㎡ 程度 ※再開発敷地面積により最終決定、敷地面積により立体駐車場の階層や構造を決定
- 駐車場料金:現況の駅周辺の市場価格の平均金額を想定月極: 5,000 円(税込時間貸し:24時間で最大500円(税込)
- 用途:市役所来庁者、市民、飲食店等利用者、観光客、市職員等の駐車場利用を想定
- その他:周辺の景観を損なうことのない構造物とする
中央公園について
- 用途:都市公園 ※都市公園以外への用途変更はできません
- その他:周辺と調和している公園であること
サウンディングの内容
●主に以下の項目について、ご意見・ご提案をお聞かせください。(一部項目でも可)
(1)事業用地 旧庁舎跡地
- 最適な実施業種、事業内容及びその理由について
- 複合施設の進出の可能性について
- 周辺事業者(飲食店、宿泊施設、小売店舗 等)との共存共栄の施策について
- 土地の契約方法について(売買 or 借地契約)
- 借地契約の際の契約期間について
- 事業規模(建物面積、駐車場、その他施設等)について
- 上記提案を採用した場合の実現への条件・課題等について
(2)立体駐車場(第三駐車場)
- 立体駐車場の民設民営の可能性 について
- 上記提案を採用した場合の実現への条件・課題等について
(3)中央公園
※都市公園のため都市公園以外への用途 変更はできません
- 旧庁舎跡地との連携の可能性について
- 追加で必要な機能について(改修箇所など)
- 現状での問題点について
- 上記提案を採用した場合の実現への条件・課題等について
●サウンディング実施後に事業化を検討するにあたり、必要に応じて追加対話(文書照会を含む)を行うことがありますので、その際はご協力をお願いいたします。
●サウンディング当日は特に資料提出は求めませんが、説明のために必要がある場合は電子メールによるデータ提出、または市提出分を6部ご準備ください。なお、資料は返却いたしません。
スケジュール
サウンディングの参加受付 | 令和5年7月4日(火)~7月31日(月) |
現地見学及び事前ヒアリング受付(希望者のみ) | 令和5年7月4日(火)~7月31日(月) |
現地見学及び事前ヒアリング実施(希望者のみ) | 令和5年7月4日(火)~7月31日(月) |
サウンディングの実施日等の連絡 | 令和5年8月1日(火) ~10日(木) |
サウンディングの実施日 | 令和5年8月21日(月)~8月31日(木)予定 |
実施結果概要の公表 | 令和5年9月下旬予定 |
サウンディングの手続き及び実施方法
武雄市旧庁舎跡地等利活用促進に関するサウンディング型市場調査実施要領による
実施結果概要の公表
サウンディングの実施結果の概要について、本市ホームページでの公表を予定しています。参加事業者の名称は公表しません。参加事業者のノウハウに配慮し、事前に内容確認を行ってから公表します。
留意事項
- サウンディングへの参加実績は、事業者選定等をもし実施した場合に優位性を持つものではありません。
- 今回のサウンディングは、旧庁舎跡地等の利活用促進を検討するための予備調査であり、事業内容や事業者を決定するものではありません。そのため、その後の事業公募の内容がサウンディングで提案された内容を強く反映された内容であっても、当該提案を行った事業者が選定されるとは限りません。
- 本市の発言は、あくまでもサウンディング時点での想定のものとし、何らの約束をするものではありません。
- サウンディングへの参加に要する費用は、参加事業者の負担とします。
実施要領・様式・資料
- 武雄市旧庁舎跡地等利活用促進に関するサウンディング型市場調査実施要領[PDF]
- 【資料1】武雄市市勢情報[PDF]
- 【資料2】令和2年度「まちなか公共空間デザイン調査研究業務報告書」概要版[PDF]
- 【資料3】令和3年度「 武雄で始める学校 武雄まちなか将来ビジョン」
- 【別紙1】エントリーシート[Word]
- 【別紙2】現地見学及び事前ヒアリング申込書[Word]
提出先・問合せ
武雄市まちづくり部 都市計画課 1番地1開発プロジェクト室
〒843-8639 佐賀県武雄市武雄町大字昭和 12 番地 10 TEL:0954-27-7162 FAX:0954-23-3816 Mail:toshi@city.takeo.lg.jp