令和6年度 高校生のまちづくり参画事業『武雄の未来を創るを実践しよう!』活動報告
令和6年6月~10月、佐賀県立武雄高等学校と連携し、高校生の視点でのまちづくりへの参画を目的に、高校生のまちづくり参画事業を実施しました。今年度は、1、2年生64名、9グループがそれぞれ地域と関わり、対話することで見えてきた課題に対し、高校生目線でアプローチし、活動してきました。
これら活動内容の報告会を、2024年10月23日に市役所4階会議室で行いました。
各チームから、これまでの活動の中で感じたこと、学んだこと、今後への改善点、高校生の目線でのまちづくりへの提言など、素晴らしいプレゼンテーションをしていただきました。
各プロジェクトの概要は次のとおりです。
【本部】
今年度はまちづくり参加希望者が64名と多かったため、それぞれの活動を円滑に進める上で新たに「本部」というグループを設置。
コミュニティ部(A~Dチーム)、観光部(E~Hチーム)それぞれに部長を置き、A~Hチームにそれぞれ1名ずつ部員に入ってもらい、各チームの状況把握や部長への情報共有、インスタ発信などマネージャー的役割を担った。
報告会では会場設営、司会、タイムキーパー、動線管理など運営全般に携わった。縁の下の力持ちポジション。
【スマイル プロジェクト】
「食品ロス」問題に注目し、市役所やきゅうり農家へのヒアリングののち、小さい子どもに食品ロスについて伝える活動を開始。
放課後児童クラブやこども園で劇などを交え、子どもたちと交流しながらメッセージを伝えた。
【ウィンター】
武雄に住む子どもたちへ地域の伝統や郷土料理を伝えるため、食生活改善推進委員会(食改)へヒアリング。郷土料理に武雄の特産物を加えたアレンジレシピを考案し、食改と話し合い、試作する。
10月26日の朝日町イベントにて食改とアレンジ商品の販売、印刷したアレンジレシピの配布を行った。
【ひんやりスイーツプロジェクト HISUPURO】
武雄で売り出したい商品について武雄温泉物産館にヒアリングを実施し、地元の商品を使ったアレンジスイーツのレシピを考案。物産館とコラボのもと、アレンジ商品のふるまい及び販売を行った。
販売後、売り上げを物産館のふるまい費用に還元、高校生コラボ企画のふるまいを3回実施した。
【「ワールドデザイン」制作委員会】
武雄市内で活躍する外国人アーティストなどにヒアリングを実施し、様々な人とアート作品を作り上げる企画を立案。9月23日の新幹線イベントの来場者と手形アートを作り上げ、その場で日本人、外国人向けのリーフレット配布も行った。
【きゅうりプロジェクト】
武雄市内のキュウリ農家へヒアリングを行い、地元の人へ武雄産のキュウリを広く知ってもらうための活動を思索する。
キュウリ農家からのキュウリ提供を受け、11月の物産まつりにてクイズを交えてキュウリとリーフレットの配布を行った。
【TAMAGOプロジェクト】
武雄温泉街を訪れる観光客向けに、温泉通りの飲食店を取材し、各店舗別にカードサイズで紹介チラシを作成。コレクション要素を持たせ観光客に配布。温泉街の回遊を促した。
【まちづくりTKG】
国スポで武雄を訪れる方に武雄の魅力を伝えるため、おすすめ飲食スポットを載せたパンフレットを作成、自転車競技会場に訪れた選手・観客に配布。
同内容を会場のモニターにも投影、場内放送も行い、アピールした。
【しんぞうばくばくハウス】
10月26日開催の朝日超(町)スポーツフェスタにてお化け屋敷企画を実行。子どもたちが大勢参加し、盛況のうちに終えた。
過去の活動報告一覧
過去の高校生まちづくり活動報告は以下のリンクよりご覧になれます。
2023(令和5)年はこちら
2022(令和4)年はこちら
2021(令和3)年はこちら
2020(令和2)年はこちら
2019(令和元)年はこちら